• 2022年10月8日〜11月12日、オークランドとファンガレイで開催
  • RWC 2021大会開催期間を35日から43日に延長
  • プレーヤーウェルフェアを最優先して考慮し、最低5日間の休養日を設けた試合日程
  • 全対戦カードを週末に集中。一日3試合を行う改訂版大会フォーマットを採用
  • ニュージーランド大会に因んだマオリ語版プロモーションなど、ラグビーワールドカップ2021の新たなブランドマークを発表。

ワールドラグビーは、2022年10月8日から11月12日までニュージーランドで開催されるラグビーワールドカップ2021の新たな大会日程を発表しました。この改訂版大会日程は、全出場チームの休養日が増やされていることが特徴です。

プレーヤーやファン、そして開催国全体をスーパーチャージするという大志を掲げ、大会開催期間を35日間から43日間に延長。全出場チームの試合間休養日を最少でも5日間確保しています。これは、最近承認された男子大会の試合日程の策定アプローチと足並みを揃えたものです。

開催日程期間を延長したことにより、全試合が重ならないよう土日に集中して開催することになり、南半球初の大会の全試合を観戦することができるようになりました。ファンの皆さまは大会での全ての瞬間を見逃すことなく楽しめます。

また、通常よりも遅めの開催にすることでプレーヤーとファンは長い日照時間と温暖な天気を楽しむことができます。プールステージは2022年10月8-9、15-16 そして 22-23日にファンガレイのノースランドイベントセンター、イーデンパーク、そしてワイタケレスタジアムで行われます。

準々決勝は10月29-30日に、続いて11月5日に準決勝が行われます。3位決定戦とRWC 2021の決勝戦は11月12日にイーデンパークで行われ、男子・女子両方のラグビーワールドカップ決勝戦の会場となった史上初のスタジアムとして歴史に刻まれることになります。

大会日程と試合の放送時間に関する詳細は後日発表します。

ワールドラグビーは、改訂版大会日程に加えて新たな大会ブランドマークを発表しました。大会が開催される予定だった年「2021」を残しながらも、ファンやオーディエンスの皆様には2022年に開催されることがわかるようなロゴになっています。この新たなロゴに加え、ニュージーランド国内向けマオリ語版プロモーション用ブランドマークもデザインしました。これは、アオテアロア(マオリ語でニュージーランドの意)の公用語としての「テ・レオ・マオリ」語の重要性を表しており、大会に関わる全ての場でこのユニークなマオリ文化を祝おうという願いを示すものです。

ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べました。「私たちは、女子ラグビーを全てのレベルにおいて加速させることにコミットしており、開催延期はみんなにとって残念なことではあったものの、それは同時に世界中のプレーヤーやファンの皆さまにとって、またラグビーをこよなく愛する素晴らしいニュージーランド国民の皆さまにとって最高の大会にするため、イベントのあらゆる側面を見直すユニークな機会を提供してくれました。」

「全チームの休養期間を増やし、RWC 2021におけるプレーヤーウェルフェアを徹底的に実現させることへの更なるコミットメントを示しました。」

「このプロセスに対する関係各位のご支援と寛容な心に感謝いたします。2022年に開催するラグビーワールドカップ2021はまさしく素晴らしい大会になることでしょう。」

ラグビーワールドカップ2021のトーナメントディレクター、ミッシェル・フーパー氏は次のように述べました。「私たちはワールドラグビーと共に、2022年の新たな大会日程の決定し、大会フォーマットを改訂したことにより、女子ラグビーワールドカップ・ニュージーランド大会をさらにスーパーチャージすることができたことを大変嬉しく思います。ここアオテアロア、ニュージーランドでラグビーワールドカップを開催することにワクワクしています。」

「女子ラグビーの勢いは弱まることを知らず、この止めどないエネルギーを2022年に開催するラグビーワールドカップを通じて世界に披露できることを楽しみにしています。世界中からベストの女子ラグビープレーヤーを私たちの国にお迎えし、この国の人々や土地、そしてアオテアロアラグビー固有の「マナアキタンガ(愛と思いやり)」を、チームそしてファンの皆さまと分かち合う日が待ち遠しいです。」

開催が2022年となったラグビーワールドカップ2021を素晴らしい大会にする、というコミットメントの下、ワールドラグビーは今年、ラグビーワールドカップ2021の出場チーム、また予選プロセスに参加しているチームを対象に2百万ポンドの支援投資を行い、ハイパフォーマンス準備&競技プログラムを支援すると発表しました。

このプログラムで、追加的な合宿トレーニングや国際試合のコーディネートが実施できるよう、各チームに金銭的支援を提供し、来年、ベストな状態でニュージーランドに到着できるように応援するものです。より詳しい情報は後日発表します。