開催地アイルランドだけでなく世界各地でファンの心を捉えた女子ラグビーワールドカップ2017大会が8月26日に熱戦の幕を閉じ、ワールドラグビーTVのコメンテーター陣により選出された大会ドリームチームに、女子日本代表からSH津久井萌選手が選ばれました。

 15人のドリームチームには6か国の選手が名を連ね、17歳の津久井選手はニュージーランドのKendra Cocksedge選手を押さえてのメンバー入りで、ドリームチームでは最年少。大会トップ5のチーム以外から唯一の選出となりました。

 選出決定へ接戦となったのはFBも同様で、カナダのJulianne Zussman選手がニュージーランドのSelica Winiata選手との接戦を制して選ばれています。

 優勝したニュージーランドからは5人が選ばれ、このうち2人はFWで主将のFiao’o Faamausili選手とPR Toka Natua選手です。Natua選手は決勝のイングランド戦でハットトリックを達成し、チームの41-32勝利に貢献しました。

 残る3人はバックスからで、WTB Portia Woodman選手はニュージーランドの全試合にフル出場し、13トライを挙げてトライランクだけでなく、得点ランクでも最多の65点をマークしました。選出は異論なく決まりました。

 フランスからはFL Romane Menager選手ら3人が選出。Menager選手はカナダのKelly Russel選手、アイルランドのPaula Fitzpatrick選手と共に、FW陣によるトライ最多の4トライを挙げています。

選出された15人の選手たちには、記念のドリームチーム特性ジャージがそれぞれ贈られます。

大会ドリームチームについて、@WorldRugby#WRWC2017を使ってあなたの意見をお寄せください。