• 2025年以降の女子版ラグビーワールドカップは、参加チームを12チームから16 チームに増加
  • 変革的な女子ラグビー戦略計画2017−25の核に照らし合わせて直接下した決断
  • 今後のRWC開催国選考プロセスは2021年2月に開始し2022年5月に理事会の投票をもって終了
  • ワールドラグビー 理事会はリスクに基づいた評価、そしてオープンな公開投票で行う革新的な開催国選考プロセスを承認
  •  

    ワールドラグビー は、2025年以降の女子版ワールドラグビーカップの出場チームを16チームに拡大すると発表しました。

    本年、ラグビーワールドカップ理事会が下したこの画期的な決断は、変革的な女子ラグビー戦略計画2017–25を通じ女子ラグビーの世界的開発を加速させるというワールドラグビー のコミットメントを反映したものです。

    女子ラグビーへの関心が高まり、参加者数も増加する中で下されたこの決断は、女子国際ラグビーが世界的に競争力を高めるための計画における中核を支えるものであり、より競争力をつけた多くのチームにラグビー最大の舞台で競うチャンスを提供するものです。

    女子ラグビーは近年において記録的な成長を遂げており、世界におけるラグビープレーヤーの28%を女子が占めています。

    開催国の選考プロセスが2021年2月に正式スタートするのを前に、ラグビーワールドカップ開催への関心が益々高まっています。2022年5月に男子ラグビーワールドカップ開催国と同時に決定する2025、2029年大会開催についての評価、公表、投票手順に関する重要な要素の最近の決定を受け本日の発表となりました。

    ラグビーワールドカップは益々成功を収め、プレーヤーの福祉・身の安全、そしてイベントプロモーションを重視するニュージーランド2025大会では、様々なフォーマットも新たに変更しています。

    ここをクリックしてRWCの今後の開催国選考プロセスについて読む>>

    ワールドラグビー のサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べました。「女子ラグビーは、ラグビーが世界規模で拡大してゆくための最も大きなチャンスです。2017年に我々はラグビー界における女性たちの開発を加速させるべく野心的な8カ年計画を策定しました。計画の野心的な核を成す柱には、ハイパフォーマンスの大会に焦点を当てること、最高峰の大会に参加するチームを向上させること、またチーム数を増やすことがあります。近年、より多くのチームが国際レベルで実力を発揮するようになり、加盟協会においても女子ハイパフォーマンスプログラムの開発を続けています。」

    「これは、女子ラグビーにとってのマイルストーンです。ラグビーワールドカップがより多くの意欲的なチームに門戸を開けたことで、ラグビーの最高峰レベルでプレーするチャンスを加盟協会に与える刺激的なパスウェイを提供し、世界中の協会が引き続き女子ラグビープログラムに投資し成長させていくための更なるインセンティブを創造します。」