【埼玉・9月18日】ロシア(RUS)のキリル・ゴトフツェフは、ラグビーW杯への道をシベリアのレスリングマットで始め、ボブスレーで五輪を目指すという無謀な道にも挑んでいた。

2014年にラグビーを始め、ロシア代表としてのテストマッチ出場が4回しかなく、現在32歳のゴトフツェフはチームで経験が一番少ないが、W杯が待ち遠しくて仕方がない。

「ラグビー選手には顔なじみのプレーヤーもおり、何人かはレスリングの経験者だ。ラグビーは以前あまりフォローしていなかったので、その複雑さを知ったときは驚いた」という。「ラグビーをやるときに使う技術は自分のレスリング経験が基になっているものがほとんど。タックルが必要な場合、レスリングの技術がとても役立つ」

ゴトフツェフは20日に迫った開幕試合の日本戦を心待ちにしている。「もう、その時に爆発する感情的な大型爆弾のような気持ちだ」という。「ピッチでの信じられない80分間、体内の細胞すべてを使ってプレーし勝ちたい。こんな人生の瞬間は誰にでもは与えられない。五輪には行っていないが、たぶんそれに匹敵する機会だ」

 

 

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