8月25日(火)、ルーマニア代表が2015年ラグビーワールドカップイングランド大会に臨むスコッドのグローバルなメンバー31名を発表。

3年間のルーマニア在住を経て代表資格を得た上でのスコッド入りを果たした4名は、バックスで活躍が期待されえいるニュージーランド出身のマイケル・ウィリンギやポール・キニキラウの名や、フォワード組では南アフリカのヨハネス・ヴァン・ヒーアデンやジョージア生まれのプロップ、オター・トゥラヴィリが含まれる。一方、南アフリカのフォワード、ランダル・モリソンは選出されず。6月の第一回ワールドラグビー・ネショーンズカップ2015、アルゼンチン戦でインターナショナルデビューを果たしたウィリンギはタイトル獲得に大きく貢献し、ルーマニアを引っ張った。

リン・ハウェルズヘッドコーチは「幸運なことに、負傷がなかったためルーマニアのトッププレイヤーを選ぶことができました。どういう風にプレーを組んでいきたいかを優先したうえでメンバーを選出しました。マイケルは試合の流れをうまく察することや反射的にプレーをすることができ、決断力のある選手です。攻撃を強化するにはそのような特徴が必要となってきます」とコメントした。

一方、今月35歳の誕生日を迎えたオヴィディウ・トニツァは1999年大会にリザーブとして参加し、2003、2007、2011年と、今大会で4回目のワールドカップ出場となる。

現在世界ランキング17位のルーマニアは9月5日(土)、ブカレスト(Stadiuonul Arcul de Triumf)で行われるトンガ代表とのウォームアップマッチを控える。RWCではフランス、アイルランド、カナダ、イタリアとプールDで対戦するオークス(ルーマニア代表)は今まで一度も同組のライバルを破ったことがない。プールステージの1戦目は9月23日、オリンピックスタジアムで行われるフランス代表戦。

ハウェルズは「オリンピックスタジアムで80,000人の大観衆の下でプレーをするような経験を持つ選手は限られています。大舞台を大いに満喫してほしいと思っております」と話した。

ラグビーワールドカップ8回目の参加となるルーマニアは2007年のポルトガル戦以来の勝利を目標として、6の勝ち星をさらにあげることを目標とする。

《ルーマニア代表 RWC2015 スコッド》

【フォワード 17名】 Paulica Ion, Mihaita Lazar, Andrei Ursache, Alexandru Tarus, Horatiu Pungea, Andrei Radoi, Otar Turashvili, Eugen Capatana, Valentin Popirlan, Johannes van Heerden, Marius Antonescu, Valentin Ursache, Mihai Macovei, Viorel Lucaci, Stelian Burcea, Ovidiu Tonita, Daniel Carpo.

【バックス 14名】 Florin Surugiu, Valentin Calafeteanu, Tudorel Bratu, Danut Dumbrava, Michael Wiringi, Paula Kinikilau, Florin Vlaicu, Csaba Gal, Adrian Apostol, Ionut Botezatu, Florin Ionita, Madalin Lemnaru, Catalin Fercu, Sabin Stratila.

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