8月3日(月)バーナビー(Swangard Stadium)で行われるパシフィック・ネーションズカップ2015 (PNC) の決勝戦に臨むのはパシフィックアイランダーのライバル、サモア代表とフィジー代表の2チーム。現在、ワールドラグビー世界ランキングではサモアが76.15で0.13ポイント差で対戦相手のフィジーを上回る9位に立っている。

前戦で開催国カナダを21-20で破り、0.31点獲得したサモア。フィジーも日本を27-22で破り0.73点獲得した。 

一方、トンガは33-19で見事アメリカを倒し、優勝争いでトップに立つパシフィックアイランダーに加わり、次戦は順位決定トーナメントで三位の座を争う。8月3日の三位決定戦は、世界ランキングではフィジー戦での黒星に続いて14位に落ちた、2ランク下の日本と対戦する。ブレイブブロッサムズに代わって13位のランクはグルジアが奪った。

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北米ライバルのバトルとなる5位決定戦に挑むのはそれぞれ16位と18位に立つアメリカとカナダ。 

ワンランク上のイタリアとの差が広がったアメリカは0.44失点で現在の合計点数は68.04に、ライバルのカナダは0.3失点で合計65.61に落下。

ロス・テロス、勝利を挙げるがポイント獲得ならず

モンテビデオで行われたアルゼンチン代表戦で30-26で見事勝利をあげたロス・テロス。ラグビーワールドカップを前に飾った白星はチームの自信に大きく貢献するに違いない。だが、対戦相手がシニアインターナショナルチームでなかったことから、試合の結果はランキングに変化も及ぼさず、世界ランキングは以前のままに。3.5点差でワンランク上のカナダは、現在のところウルグアイに尻尾を追われる心配はまだなさそうだ。

ポイント獲得には繋がらなかったが、ウルグアイ率いるパブロ・レモイネヘッドコーチはシニアフィフティーンズ、アルゼンチン戦での初勝利を大いに祝いました。

パブロ・レモイネHCは「この2、3年間は選手もコーチングスタッフも今回の勝利に向けて努力を積んできました。」とコメントした。

「試合はもちろん勝った方が良いです。しかし、我々は負けを通して色々なことを学び成長できるチームでもあると思います。」

「今年は様々なことをシーズン中に学び、それらに応えながら変化や工夫を重ねてきました。チームの成長がうまく反映された一年となりました。」