本日開催されたワールドラグビーの年次理事会で、ジョン・ジェフリーがワールドラグビーの副会長に選出されました。

空席となっていたポジションの推薦を呼びかけを受け、ラグビーの統括組織における主要なプレーヤーとしての豊富な経験が高く評価されている元スコティッシュ・ラグビーおよびシックス・ネーションズ会長がジョン・ジェフリー氏が選出されました。ジェフリー氏は唯一の候補者でした。同氏は今期の残り(2024年11月まで)を副会長として活動します。

サー・ビル・ボーモント会長は次のように祝福しました。「私は、ワールドラグビー理事会の同僚を代表して、ジョンの当選に祝辞を述べます。」

「ジョンは、ラグビーがフィールドの内外で革新を遂げ、伝統的な中心地を越えて成長しようとする、このスポーツにとってエキサイティングな時期に副会長に就任することになりました。」

「ラグビーの複数の委員会の委員長を務めてきたジョンは、ゲームの進化を応援し、意思決定プロセスにプレーヤーやコーチ、そしてレフリーを招くなど、進化の勢いをつける主導的な役割を果たしました。」

「男子ラグビーワールドカップの開催や、WXVの立ち上げ、セブンズシリーズの再構築など、楽しみな下半期を前にジョンと協力し、すべての人にとってより優れたゲーム、より身近な、より魅力的なゲームにしていきたいと考えています。」

2010年以来、ワールドラグビー理事会とガバナンス機構で活躍してきたジェフリーは、ラグビーのフィールド上でのスペクタクルを向上させるだけでなく、ゲームにおけるあらゆるレベルのプレーヤーの健康とウェルフェアを強化することに情熱を傾けてきました。

この情熱は、現在ワールドラグビーのセブンズ・ハイパフォーマンスラグビー委員会の委員長を務めていることでも明らかで、以前はラグビー委員会、ラグビー選手委員会、マッチオフィシャルズ選考委員会の委員長として、選手とマッチオフィシャルズの声をスポーツの将来に関する意思決定の中心に置くという道筋に貢献しました。彼は、自身の管理職としてのキャリアの次の章を始めることを喜んでいます。」

ジェフリーは次のように述べています。「ワールドラグビーの副会長に選出されたことを光栄に思うとともに、私を信頼してくれた理事会の仲間に感謝したいと思います。その信頼に応えるため、私は、スポーツの成長、代表の拡大、ラグビーの可能性を広げるという大胆かつ野心的な任務を遂行し続けるビルとワールドラグビーチームをサポートする仕事に取り掛かります。」

「私は、ラグビーという競技、選手、コーチ、マッチオフィシャル、そしてこのスポーツが人々やコミュニティを結びつけることに情熱を持っています。その精神で、持続可能なビジネスモデルを強化しながら、若い人たちがプレーしたり観戦したりできるよう、ラグビーが直面する大きな課題とチャンスに貢献したいと考えています。」

ジェフリーが副会長に選出されたことに加え、先日、カレド・バブーがラグビー・アフリカ会長を退任したことにより、ワールドラグビーの理事会に2名の空席が生じました。候補者の推薦は5月19日までに受け付けられ、ワールドラグビーの定款に従い遠隔投票プロセスによって選出が行われます。