2023年ラグビーワールドカップ大会(RWC2023)に向けた招致活動が正式に開始した。ラグビー界で最も重要で世界的イベントの開催に関心を持つ国は、今年6月15日の締国際ラグビー評議会め切りまでに公式に立候補することになります。

2015年イングランド大会では史上最大の観客数になると予想され、また2019年日本大会ではアジアで初めて開催されることから、『ラグビーワールドカップ』というブランドは世界中のスポーツシーンで幅広く認識され、招致を希望する国々はより多く、また地理的にも幅広い国々が立候補するだろうと予想しています。

3月にも発表された通り、RWC2023の開催国は2017年5月に決定される予定です。開催が決まった国は、2019年日本大会の運営状況を観察しつつ、大会運営を統括するラグビーワールドカップリミテッド社と共に6年間かけて準備を行うことになります。

開催招致へ向けた活動が正式に始まったことをうけて、ワールドラグビー(旧IRB)は開催権への関心を公式表明するよう、各ラグビーユニオンに呼びかけています。アイルランド、南アフリカ、イタリア、フランスは既に立候補することを公式に表明しています。

ワールドラグビーの会長を務めるバーナード・ラパセット氏は、「今日はRWC2023に向けた計画と準備の出発点であり、開催に関心を持つ国にとっては、RWC招致活動のキックオフを意味します。」

「このような早い段階において、いくつかの協会や政府がホスト国になることに強い関心が示されていることは、グローバルなレベルでもこのイベントの持つ魅力と莫大な人気を証明するものであり、本当に素晴らしいことです。立候補公式表明締め切りまで、RWC招致の意欲を持つ国には是非立候補してもらいたいです。」

ワールドラグビーは開催立候補に関心を持つ国々を対象に、2015年6月4日・5日の二日間、ロンドンで開催する説明会に招待しています。また、同時にRWC2015オフィシャル・オブザーバー・プログラムを提供します。