ワールドラグビーは、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの南アフリカツアーをはじめ、試合が目白押しとなっている7月と8月の男子国際試合日程で審判を務めるマッチオフィシャルの発表を行いました。

レフリーのパフォーマンスを徹底的に評価し、今後も入国制限や検疫規制の状況が続くことを想定した上での起用となりました。

44試合の審判員を任命する上で、ワールドラグビーのマッチオフィシャル選考委員会は新型コロナウィルスによる世界の流動的な状況を考慮した結果、8カ国から21名のレフリー陣を選出しました。

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6月26日にニュージーランドで行われるマオリ・オールブラックス対サモア戦ではニック・ベリー(オーストラリア)が主審を務めます。サモアにとってこの対戦は、ニュージーランドで行われるラグビーワールドカップ2023予選でトンガとの連戦となるまでの戦いのスタートとなります。

同日、歴史的なブリテッシュ・アンド・アイリッシュライオンズ対日本戦がマレーフィールドで行われ、パスカル・ゴージエ(フランス)が主審を務めます。

ブリティッシュ・アンド・アイリッシュライオンズの南アフリカツアーへの期待が高まる中、世界チャンピオンとライオンズとの3試合を担当する主審も任命されました。ニック・ベリー(オーストラリア)、ベン・オキーフ(ニュージーランド)そしてマシュー・レイナールが起用され、この3名は副審としても活躍します。ブレンドン・ピッカリル(ニュージーランド)が全3試合のテレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)を担当します。

ライオンズツアーの試合では、ソーシャルバブルを維持する必要性から、ウェイン・バーンズ(イングランド)、ヤコ・ペイパー、AJ・ジェイコブス(ともに南アフリカ)といった中立ではないレフリー陣が試合を担当することになっています。

ハイライト:

  • ジェームス・ドールマン(ニュージーランド)が7月13日のオーストリア対フランス戦で国際試合デビューを果たす。
  • ドールマンとデーモン・マーフィー(オーストラリア)が東京オリンピック2020の男子審判陣の一人に選ばれた。
  • ベン・オキーフとブレンドン・ピッカリルがサモア対トンガの対戦を担当。この試合でラグビーワールドカップ2023のオセアニア地区1枠が決定する。
  • ニカ・アマシュケリ(ジョージア)がシックスネーションズとラグビーチャンピオンシップ参加国(ウェールズ対カナダ)の試合を初めて担当する。
  • エイミー・ペレット(オーストラリア)が6月26日のマオリ・オールブラックス対サモアの試合で副審を務めることとなり、男子国際試合デビューを飾る。
  • アイルランド対日本、ウェールズ対アルゼンチンの2戦でTMOを務めるクレア・ホドネット(イングランド)も男子国際試合で活躍する新たな女性の一人に加わる。

ワールドラグビーのマッチオフィシャル選考委員会のグラハム・モーリー議長は次のように述べました。「7月の国際試合は、新型コロナのパンデミックによって混乱したこれまでの1年間を経て、2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップに向けてマッチオフィシャルが準備を進める上での重要なマイルストーンとなります。」

「新型コロナの感染拡大に伴う入国制限その他の規制を考慮しながら行われる豊富な試合日程は、この期間により多くのマッチオフィシャルが国際試合を担当する素晴らしい機会であり、ジョージアのニカ・アマシュケリがシックスネーションズのチームの国際試合デビューを飾ることを大変嬉しく思います。」

「ブリティッシュ・アンド・アイリッシュライオンズの南アフリカ、日本とのテストマッチは当然、ラグビーファンが最も注目する試合です。これらの試合に指名されたパスカル、ニック、ベン、そしてマシューに祝福の意を表します。また、今回指名されたマッチオフィシャルの皆さま全員にお祝い申し上げます。皆さまが出身国の誇りとなる活躍をされると信じています。」

ワールドラグビーのマッチオフィシャル部長、ジョエル・ジャッジも次のように加えました。「ラグビーワールドカップ2023開幕まであと2年となった今、また世界各地でエリートラグビーが再始動し始める中、7月の国際試合スケジュールはその勢いをつけ、私たちの文化をマッチオフィシャル陣にさらに広め、一貫性のある判断に焦点を絞るために重要な機会となります。」

「国際舞台で活躍することができなかったマッチオフィシャルも何人かいたにもかかわらず、マッチオフィシャル陣の皆さんがパンデミックによるチャレンジに対応してくださったことを大変嬉しく思います。私たちは既に強い絆と文化を築いており、とても忙しくなる7、8月に向けて準備ができています。」