東京オリンピックの7人制ラグビー競技開幕まで3カ月を切って、日本ラグビーフットボール協会は5月6日、女子セブンズ日本代表の第3次候補メンバー21人を発表した。

2019年12月に発表された第2次候補メンバーからは、負傷などでチームを離れた選手を含めて7人が入れ替わり、今回加わった顔ぶれにはノンキャップの3選手が加わった。

ノンキャップ3選手は立正大学3年の大谷芽生選手、自衛隊体育学校所属の梶木真凜選手、2018年ユニバーシアードに出場した白子未祐選手(ナナイロプリズム福岡)。

このほかに今回、小出深冬選手(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、原わか花選手(東京山九フェニックス)、山中美緒選手(名古屋レディース)、薮内あゆみ選手(ながとブルーエンジェルス)が選出された。

女子セブンズ日本代表は今年1月から男子セブンズ日本代表のコーチを務めていたハレ・マキリ氏をヘッドコーチが就任。新たな指揮官の下で国内合宿を繰り返し、4月にはドバイで行われたエミレーツ・セブンズ・インビテーショナル大会に参加するなど、東京オリンピックへ向けてチーム強化を進めている。

東京オリンピックの女子7人制ラグビーは7月29日~31日に、東京スタジアムで開催される。日本のほか、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、イギリス、ケニア、フィジー、中国の出場が決まっており、ここに最終予選を勝ち抜いた2チームが加わる予定だ。

女子セブンズ日本代表第3次オリンピック候補メンバー

大黒田裕芽(名古屋レディース、33キャップ)

大谷芽生(立証大学ラグビー部、―)

香川メレ優愛ハヴィリ(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、8)

梶木真凜(自衛隊体育学校、―)

黒木理帆(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、11)

小出深冬(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、19)

清水麻有(日本体育大学ラグビー部女子、6)

白子未祐(ナナイロプリズム福岡、―)

鈴木彩夏(YOKOHAMA TKM、8)

田中笑伊(日本体育大学ラグビー部女子、15)

堤ほの花(日本体育大学ラグビー部女子、16)

長田いろは(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、15)

永田花菜(日本体育大学ラグビー部女子、8)

中村知春(ナナイロプリズム福岡、49)

バティヴァカロロ ライチェル海遥(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、21)

原わか花(東京山九フェニックス、6)

平野優芽(日本体育大学ラグビー部女子、22)

弘津 悠(ナナイロプリズム福岡、2)

松田凛日(日本体育大学ラグビー部女子、2)

山中美緒(名古屋レディース、11)

薮内あゆみ(ながとブルーエンジェルス、1)