ワールドラグビーは、国際試合カレンダーを再編成する中で新たに3ティアの年次世界女子大会を発足しました。2023年にスタートするWXV は、全協会にとって初めて有意義なパスウェイを提供し、2025年のラグビーワールドカップ(出場チームを16チームに拡大した)へのスプリングボードとなり、女子国際ラグビーの状況を革新するものです。

WXV 1

WXV 1は6チームで構成する、1カ所で開催する(開催地は毎年決定)クロスプールのフォーマットで競う単独の国際大会です。

参加チームは、女子ラグビー6カ国対抗(ヨーロッパ)から3チーム、そしてクロスリージョナル大会の上位3チーム、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカ(オセアニア/北米ラグビー(RAN))。参加チームはそれぞれ3試合行います。

また、WXV 1の最初のサイクルでは昇格、降格はありません。

WXV 2 

WXV 2大会は6チームで構成する、1カ所で開催される(開催地は毎年決定)クロスプールのフォーマットで競う単独の国際大会です

2023年大会には、ヨーロッパから2チーム、またクロスリージョナル大会で4位までを獲得したオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカ(オセアニア/ RAN)、そしてオセアニア、アジア、アフリカからの1チームが参加します。

各シーズンのWXV 2大会の地区大会の順位で6位となったチームはWXV 3に降格します。

WXV 3

WXV 3は1カ所の会場で開催するリーグ戦大会で、4チームが参加。総合得点成績で勝者と順位を決めます。ヨーロッパから2チーム、アジア地区から1チーム、またアフリカ地区対南米地区のプレーオフ勝者が参加します。

WXV 3の地区大会で1位となったチームは、各シーズンの終了時にWXV 2に昇格します。

ワールドラグビー 女子ランキングで4位、5位となったチーム間のプレーオフは、翌年の地区順位を決定します。

WXV 2023

ブラックファーンズがチャンピオンに輝き、記録破りの大会となったラグビーワールドカップ2021の開催地としてその熱気が冷めやらないニュージーランドが、トップレベル大会である「WXV1」の開催地に決定し、10月21日、28日、11月4日の3回の週末に、世界のトップチーム6チームを迎えることになりました。

一方、南アフリカのケープタウンでは、セカンドレベルの「WXV 2」が開催され、10月14、21、28日の週末に6チームを迎えて試合が行われます。両大会ともクロスプール方式で行われます。試合日程やチケット情報などは追って発表されます。

第3レベルのWXV 3は、WXV 2と同じ週末に開催を予定しています。観客動員や普及力、そしてインパクトを最大限に高めるため、開催地は参加チームが明らかになった時点での決定となります。

WXVは、パートナーであるMastercard、キャップジェミニ、Gallagher。