ラグビーワールドカップ2023のプールステージでは、5チームで構成するプール4組がそれぞれリーグ戦方式で同じプールの他の4チームと対戦します。各プールの上位2チームが決勝ラウンドに進みます。

準々決勝ラウンドを勝ち抜いた4チームが準決勝ラウンドに進み、更に勝ち抜いた2チームはいよいよ10月21日の決勝戦に進み、その勝者がラグビーワールドカップ2023チャンピオンとしてウェッブ・エリスカップにその名を刻みます。

プール組分け抽選会

2020年12月14日にパリのパレ・ブロンニャールで行われた公式プール組分け抽選会にはエマニュエル・マクロン仏大統領が出席し、20チームの抽選が行われ、各5チームで構成する4つのプールが決定しました。

2020年1月1日時点のワールドラグビー男子ランキングに基づき各4チームのバンド(シードグループ)を設定し、自動的に出場権を獲得している12チームを上位3バンドに、予選プロセスで出場が決定する残りの8チームは下記の通りのバンドに入りました:

  • バンド 1 – 南アフリカ、ニュージーランド、イングランド、ウェールズ
  • バンド2 – アイルランド、フランス、オーストラリア、日本
  • バンド– スコットランド、アルゼンチン、フィジー、イタリア
  • バンド– アメリカ地区1, アジア/パシフィック地区1, ヨーロッパ地区1, オセアニア地区 1
  • バンド 5 – アフリカ地区 1, ヨーロッパ地区2, アメリカ地区2, 最終予選大会優勝チーム

パリの抽選会に参列した来賓、そして ラグビーワールドカップ2023 公式ウェブサイトを通じてプレーヤーやファンが抽選会の模様を見守る中、フランスのアイデンティティーと文化を具現化する6名のアンバサダーが抽選ボールを引き、4組のプールに組分けました。抽選を担当したアンバサダーは、ヤン・アートゥス・バートランド(写真家)、ジャン・デュジャルダン(俳優)、クリスチャン・ルブトン(デザイナー)、アリス・ラナボン(バレリーナ)、ギ・サヴォイ(シェフ)、ジャン=ミシェル・ウィルモット(建築家)です。