今回新たに発表されたトップリーグ2021のスケジュールでは、開幕は当初予定していた1月16日から約1か月遅れでスタートすることになった。シーズンの最終日5月23日は変わらず、開催期間が短くなったことで、大会方式を2ステージ制導入から1ステージ制に変更して、成績に応じてプレーオフトーナメントを実施する。

 まず、16チームを2つのカンファレンスに分けてそれぞれで1回戦総当たりのリーグ戦を開催。全チームがプレーオフに進出し、下部リーグにあたるトップチャレンジリーグから9チーム中、上位4チームを加えた全20チームで、ノックアウト方式のトーナメントを行い、優勝を争う。全75試合となる。

トップリーグの各チームはリーグ戦の成績に応じて振り分けられ、下位4チームは1回戦でチャレンジリーグのチームと対戦。それ以外の12チームは2回戦から登場する。

 なお、リーグ戦のカンファレンスの振り分けは前回発表通りで変更はないが、開幕戦の対戦カードは当初予定の第5節と同じ。リーグ戦は2月20日から4月11日まで行い、プレーオフトーナメントは4月17日から5月23日まで開催する。

 開幕戦の対戦カードは、2月20日に2018-2019シーズン優勝の神戸製鋼がNECと大阪の花園で、同2位のサントリーは21日に三菱重工相模原と神奈川の相模原で対戦する。

 そのほか、20日にはNTTコミュニケーションズがホンダと東京の夢の島で、パナソニックがリコーと東京の秩父宮で、クボタが宗像サニックスと千葉の成田で、トヨタ自動車は東芝と名古屋で対戦し、21日にはキヤノンとNTTドコモが東京の町田で、日野がヤマハ発動機と花園で対戦する。

2021シーズンは1月16日にスタートする予定だったが、直前になって6チーム合計62人(のちに68人)に新型コロナウィルスへの感染が判明し、14日に開幕が延期となっていた。来年1月には新リーグが発足予定のため、トップリーグは今季が最後のシーズンとなる。

カンファレンス組み分け

レッドカンファレンス:

サントリー、トヨタ自動車、NTTコミュニケーションズ、クボタ、ホンダ、東芝、宗像サニックス、三菱重工相模原

ホワイトカンファレンス:

 神戸製鋼、ヤマハ発動機、パナソニック、リコー、NEC、キヤノン、日野、NTTドコモ