• Monaco has been selected to host the World Rugby Sevens Repechage, the final qualification event for the Olympic Games in Tokyo, on 19-20 June, 2021
  • With 21 of the 24 teams already qualified for the Olympic rugby sevens competition in Tokyo, the remaining two women's and one men’s spots will be determined in Monaco
  • Rugby sevens’ Olympic preparations are being supported by US$4 million of World Rugby funding towards unions’ sevens programmes and high-performance preparation events
  • The first inter-regional preparation event ahead of the Olympic Games will take place in Madrid, Spain, on 20-21 and 27-28 February, featuring six women’s and eight men’s teams
  • Contingency planning for the HSBC World Rugby Sevens Series 2021 continues to progress in collaboration with all host organisations and participating unions with a fully updated schedule to be communicated early in the new year
  • The health and wellbeing of players, fans and the wider community remains top priority

World Rugby has today confirmed the repechage tournament for the Tokyo Olympic Games will take place in Monaco on 19-20 June, 2021. The decision was confirmed by the World Rugby Executive Committee following a comprehensive selection process and sees the event return to Stade Louis II, which also hosted the men’s competition prior to the Rio 2016 Olympic Games.

With 21 of the 24 teams set to compete at the Tokyo Olympics next year already confirmed, the final qualification event will feature 12 women’s and 12 men’s teams all vying to achieve the ultimate prize of securing the remaining two women’s and one men’s team places at the Olympic rugby sevens in Tokyo, which will take place on 26-31 July, 2021 at Tokyo Stadium.

  • 東京オリンピック大会ラグビーセブンズの最後の出場枠を争うワールドラグビーセブンズ敗者復活戦大会の開催地がモナコに決定。2021年6月19〜20日に開催。 
  • 東京で開催されるオリンピックラグビーセブンズ出場枠24チームのうち21チームは既に決定している。女子残り2チーム、男子残り1チームがモナコで決定する。
  • ラグビーセブンズのオリンピック準備にかかる費用は、ワールドラグビー が拠出する加盟協会のセブンズプログラム/ハイパフォーマンス準備大会用資金が充てられる。
  • オリンピックを前に初のインターリージョナル準備大会がスペインのマドリッドで2月20〜21日、27〜28日に開催され、女子6チーム、男子8チームが出場。
  • HSBCワールドラグビー セブンズシリーズ2021の臨機措置計画も、開催組織と参加国協会が協力し進行中。来年初頭に最新スケジュール発表。
  • プレーヤー、ファン、またより広範囲におけるコミュニティーの健康とウェルビーングを最優先。

ワールドラグビーは本日、東京オリンピック出場枠を争う敗者復活戦大会を2021年6月19日〜20日にモナコで開催すると発表。包括的な開催地選考プロセスを経た結果、ワールドラグビー執行委員会が承認して決定しました。2016年リオデ五輪前に予選大会が行われたスタッド・ルイ・ドゥで開催します。

来年に控えた東京オリンピック大会出場24チームのうち21チームが既に決定しており、この最終予選大会では男女それぞれ12チームが出場し、東京オリンピック大会種目ラグビーセブンズの最後の出場枠、女子2枠と男子1枠を競います。東京オリンピック大会は2021年7月26日〜31日の期間、新国立競技場で開催予定です。

女子セブンズの出場チームはアルゼンチン、コロンビア、フランス、香港、ジャマイカ、カザフスタン、マダガスカル、メキシコ、パプア・ニューギニア、ロシア、サモア、チュニジア。

男子セブンズは、ブラジル、チリ、中国、フランス、香港、アイルランド、ジャマイカ、メキシコ、サモア、トンガ、ウガンダ、そしてジンバブエです。

「サン・デボーテ大会」と呼ばれるユースラグビーフェスティバルの第10回がモナコラグビー協会とモナコ政府、そしてモナコ財団のシャルレーヌ公妃の共同開催で行われ、世界中から16チームが出場。ワールドカップ形式のU 12のミニセブンズ大会がシニアイベントと並行して行われます。

 

ラグビーセブンズは、大成功となったラグビーワールドカップ2019日本大会に次き、東京オリンピック大会の人気種目の一つとして期待されています。ワールドカップ2019は放送視聴者数でも新記録を作り、日本とアジア全土で驚くべき数のにわかファンが増えるなど、国民の心を掴みました。

2016年のリオ五輪で初めてラグビーセブンズがオリンピック種目となり、世界中で3,000万人の新規ファンを惹きつけるなどラグビーに大きな影響を与えました。

ここからラグビーセブンズオリンピック予選に関するグラフィックをご覧ください>>

東京オリンピックへ向けて最適な準備ができるよう、ワールドラグビーは国際オリンピック委員会の協力を受け、オリンピック出場権を獲得している国のラグビー協会セブンズプログラムに対し4百万ドルを投入。オリンピック準備のためのインターリージョナル・ハイパフォーマンス大会などの開催費用に充てられます。

ハイパフォーマンスイベントはスペインラグビー連盟(FER)とワールドラグビー の支援により開催され、男女それぞれ12チームが2週間連続で週末の戦いに挑みます。

2021年上半期に予定されているマドリッドでの大会は、セブンズの出場チームがオリンピック大会前の準備の一環として参加する一連のハイパフォーマンスイベントの一つです。詳細については後日発表します。

東京2020オリンピック大会の出場国の協会にはそれぞれ10万ドルの支援を行っており、この支援金は直接ラグビーセブンズスコッドのトレーニング合宿や大会の費用、テクニカル上のコストやスポーツ科学、また医学プログラムに充てられます。

男子・女子セブンズシリーズ大会の開催、また安全安心かつインパクトのある方法でのプレー再開を目指し、継続的に連携、協議しながらHSBCワールドラグビーセブンズ2021の臨機措置の計画を進める中、この支援金拠出が決定しました。

オリンピック大会を前に準備資金の投入ラグビーセブンズを後押し>>

新型コロナウィルス感染のパンデミックによる様々な規制が続く中、また世界中での感染症との戦いに光が見え始める中、シンガポールと香港でのシリーズのイベントを当初提案されていた4月の日程から10月29〜30日と11月5〜7日にそれぞれ変更し、香港をシリーズの最後の開催地とすることを共同決定しました。

一方、フランスラグビー連盟(FFR)との調整の末HSBCワールドラグビー セブンズシリーズはフランスのマルコシ市にある国立ラグビーセンターで2021年5月15〜16日と22〜23日の2週連続の週末に行うと発表しました。

HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ2022が通常の大会スケジュールで開催されることを念頭に、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2021の特別スケジュールについての最新情報が来年の初頭に発表されます。

また、ラグビーセブンズを世界中で普及させ、HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズの振興を目指すパスウェイの一環として2020年2月に発足した「HSBCワールドラグビー セブンズ・チャレンジャーシリーズ」が2021年後半に再開します。まだセブンズシリーズのコアチームではないが、シリーズ出場を目指して力をつけている優秀なリージョナルチームが参加します。

第一回男子チャレンジャーシリーズで金メダルの栄冠に輝いたのは、2大会で1位を獲得していた日本。そしてチリとウルグアイ が共に銅メダルを獲得しました。日本は昇格し、HSBCワールドラグビー セブンズシリーズの16番目のコアチームとしてシリーズに参加することになりました。

ワールドラグビー のサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています。「オリンピック大会は、ラグビーセブンズが世界中で普及する最も大きなチャンスであり、日本で開催されたラグビーワールドカップ2019大会の素晴らしい成功を土台としてこのチャンスを生かせることにワクワクしています。2016年のリオ五輪でスリルたっぷりのデビューを果たして以来、ラグビーセブンズが東京オリンピックで再びスターアトラクションとしてアジアをはじめ世界中の人々を魅了するために準備を進めてきました。そしてワールドラグビー セブンズの敗者復活戦大会がモナコで開催されるという発表を大変嬉しく思います。」

「協力とチームワークの精神に則り、今後も引き続き開催運営組織、関係国の協会、そしてリージョンの皆さまと密接な連携をとりながら、来年の東京を目指して準備するプレーヤー、コーチ、そしてチームのみなさまに対し、ハイパフォーマンスを発揮する最善の場を提供していきます。オリンピック出場国となった協会に対してはセブンズプログラム支援として400万ドルの金銭的支援を行い、来年2月のマドリッドを皮切りに、2021年前半を通じてハイパフォーマンストレーニングと試合の機会を提供します。」

「未だ収束しない新型コロナウィルスパンデミックという稀に見るチャレンジと、目まぐるしく変化する状況に注意しながら、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2021の臨機措置についても継続的に取り組んでいます。この未曾有のシナリオの中で、商業パートナー、放送局、開催組織パートナーの皆さまの弛まぬご支援に感謝いたします。2022年には通常通りHSBCワールドラグビー セブンズシリーズ全行程を再開し、2021年のオリンピック種目として高めた関心と認知を土台にセブンズが更に推進することを楽しみにしています。」

HSBCグループのブランド&ブランドパートナーシップ部長、ジョナサン・カスルマン氏も次のように述べています。「今年は多くのスポーツと同様、ラグビーセブンズにとっても苦しい一年でした。おそらく前途にはまだまだ多くのチャレンジが横たわっていると思いますが、これからの12ヶ月は、このスポーツのあらゆるレベルにおいて楽観論と契機が現れる可能性もあります。東京オリンピックが近づきHSBCワールドラグビー セブンズシリーズも再開を決め、ラグビーセブンズが再びグローバルスポーツの最高峰に君臨し、我々を一つにする力を持つスポーツであることを思い出させてくれることでしょう。HSBCグループはファン、プレーヤー、コーチ、そしてステークホルダーの皆さまをこの偉大なスポーツの中心に考え、2021年とその後においてラグビーセブンズをより素晴らしい競技にしていくためのお手伝いをする準備が整っています。」

今月、国際オリンピック委員会は、ラグビーセブンズがパリ・オリンピック2024大会の種目に選ばれたと発表。ワールドラグビー は、完全な男女平等を目指すオリンピック大会となるパリ五輪に参加できることを誇りに思います。ラグビーセブンズは、バーミンガム2022コモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)の種目にもなっています。

短縮フォーマットであるラグビーセブンズ。これまでにない規模で世界中の多くのオーディエンスとの交流を深め、魅了し続けているこのスポーツの未来は明るい。新型コロナウィルス感染拡大が起こる前の2019年に行われたHSBCワールドラグビー セブンズシリーズでは動画再生回数が1億9800万回に上り、ファンエンゲージメント率は前年比で64%上昇。シリーズ大会会場観戦者数は749,800人に上った。

中継放送視聴率も増加傾向にあり、Futures Sport & Entertainmentの調査では2020年時点での累積平均視聴回数合計は20%上昇。2020年におけるファン人口は1390万人と、2019年の同期、1170万人から大きく増加している。