IGBSとパートナーシップを結びワールドラグビー が制作したラグビーワールドカップ2019の中継番組が、SVG Europe TV AwardsのOutstanding Production Achievement (イベント:傑作作品)部門にノミネートされました。

ワールドラグビー の初制作となったRWC 2019日本大会の模様は、ワールドラグビー の放送局ネットワークで放映。世界中で8億5700万人が視聴し、前回のイングランド大会を26パーセント上昇。史上最高を記録したラグビーイベントとなりました。

ワールドラグビーは、専属の開催国放送局と提携し、初めて自主放送に切り替えることを決定し、IGBSとのパートナーシップをさらに強化しました。放送プロダクション計画で革新的な新機能を導入し、放送局にも、コンテンツ、サービス、またフォーマットをより豊富に提供することができました。

マルチフィードのコンセプトなど初の試みを導入する一方、より優れたグラフィック、ENG(電子的ニュース取材)、ソーシャルメディア制作計画、メディアサーバーに保存されているコンテンツへのアクセスを可能にすることで放映権保有放送局がテイラーメイドで番組を作ることができ、これまで見られなかったラグビーワールドカップ放送が可能になりました。さらに、キャノンのフリー・ビューポイントシステムにより、すべての角度からの3Dリプレーが可能となり視聴者がより臨場感を楽しめるようになりました。

アジア初開催のラグビーワールドカップは、累積生放送視聴率においても2015年大会の4億7900万人から5億百万人へ増加し、アジア、そして世界全体に革新的なインパクトを与えました。視聴率の伸びはブレイブ・ブロッサムズの素晴らしい活躍に魅了された日本をはじめとするアジア諸国でした。日本では累積合計視聴者数4億2500万人がRWC 2019を観戦し、England 2015の視聴者数の5倍以上となりました。

ワールドラグビー、サー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています。「ポジティブな変革、また技術革新にコミットしている国際スポーツ連盟として、我々のラグビーワールドカップ2019放送がSVG Europe TV AwardsのOutstanding Production Achievement (イベント傑作作品)部門にノミネートされたことを大変嬉しく思います。Japan 2019の視聴者数は8億5700万人以上を記録し、史上最も視聴率の高いラグビー大会となり、アジア、世界におけるラグビーの重要なブレークスルーとなった瞬間を生みました。」

ワールドラグビー のチーフ・オペレーティング・オフィサー兼ヘッド・オブ・ラグビーワールドカップのアラン・ギルピン氏は次のように述べています。「大会の放送を、初めて専任のホスト放送局と自社で行うという決断は、IGBSとのパートナーシップによる高品質のプロダクションをいう成果を生むことができました。この成果は、最も素晴らしいラグビーワールドカップの一つとして歴史に残る大会に貢献した我々のスタッフとパートナーの皆さんの情熱と手腕の証です。」

IGBSの会長、グラハム・フライ氏も、「この部門の優秀な候補者を見ると、その中の一員としてノミネートされたことは大変な栄誉です。ノミネートリストを見ても2019年がスポーツ番組放送にとっていかに優れた1年だったかがわかります。ワールドラグビーとIGBSの取り組みで、あっと息をのむような瞬間や日本での想い出の数々を視聴者の皆様にお届けできたと信じています。」と述べています。

SVG Europe TV Awardsは2020年5月27日17:00からYouTube とSVG Europe TV Awardsのウェブサイトでプレミア放送されます。