15人制日本代表のスピードスター、WTB福岡堅樹選手のセブンズ始動が先送りになった。

当初は1月24日(金)から埼玉県熊谷市で行われるセブンズ日本代表候補合宿に参加し、そこが7人制での五輪へ向けたスタートになる予定だったが、日本ラグビーフットボール協会によると、1月18日(土)のジャパントップリーグ第2節のトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の試合中に左足を負傷。これを受けて、24日の合流が見送られることになった。

新たな合流の時期は現時点では未定で、回復を待って決定となる見込みだ。

 18日の試合は、福岡選手にとって15人制では今季ラストゲームで、アウェイでの対戦に足を痛めた後もテーピングをして最後までプレー。後半30分には、左サイドで敵陣深くまで入る突進で、WTB竹山晃暉選手のトライへつなげてチームは26-22とリード。その6分後には相手のパスの乱れに鋭く反応してボールを奪うと、ゴールへ走り込んでトライもマーク。チームは40-20で勝利した。

 福岡選手は、ラグビーワールドカップ2019日本大会でも4トライの活躍で日本初のベスト8進出の原動力の一つとなった。大会後に改めてセブンズ日本代表としてオリンピック出場を目指す意向を表明。2016年リオデジャネイロ・オリンピックでは日本の4位入賞に貢献している。