【東京・10月29日】ウェールズのロビン・マクブライド・アシスタントコーチは、ニュージーランドとの3位決定戦に向け、好パフォーマンスでファンを喜ばせると誓った。

同コーチによると、選手たちは66年に及ぶオールブラックスへの連敗をここで止めようと意気込んでいるという。

「3位決定戦の相手がオールブラックスでよかった。他のチームだったら少し違う気持ちだっただろう。オールブラックスはオールブラックスだから」とマクブライド。

「(11月1日は)プレッシャーのかからない中、自由に戦える。失うものはない。もちろんその点はニュージーランドも同じだから手ごわいだろう。しかしわれわれはその場の空気を自分たちのものにして、素晴らしいパフォーマンスを見せるつもりだ」

マクブライドは、3位決定戦について「正反対のチームの対決」だという。「どちらも自分たちのスキルを存分に出して戦うだろう」

「このチームでオールブラックスを倒す最後のチャンスだ」とマクブライド。

彼と、FWコーチのショーン・エドワーズ、そしてウォーレン・ガットランド監督は、この大会後、代表コーチ陣から退く。「ウェールズは成功を重ねてきた。接戦でも勝利を奪い取れるチームだ。誰が後任になるにしても、このチームをコーチできる人はうらやましい」

ウェールズでは、プロップのトム・フランシスとWTBジョージ・ノースがそれぞれ肩とハムストリングを痛めているが、新たな選手は召集せず、ニュージーランド戦に臨むという。

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