【東京・10月23日】

  • 2万5千の子供たちや若者たちがラグビーの発展支援活動「チャイルドファンド・パス・イット・バック・プログラム」への参加により恩恵を受ける
  • チケットが180万枚以上も販売され、オプトイン・チケットによる寄付が50パーセントも増えたことは強力なサポートの表れである
  • 世界中のラグビーファン、ラグビーワールドカップのパートナーおよび商品販売企業を含む世界のラグビーコミュニティーにより、チャイルドファンドに対して200万ポンドを超える寄付の申し出があった
  • ラグビーワールドカップ史上、最もインパクトのある「インパクト・ビヨンドプログラム」

初めてアジアで開催されたラグビーワールドカップは、ワールドラグビーの「インパクト・ビヨンドプログラム」の一環として、アジアの発展途上のコミュニティーの何万人もの子供たちに持続的なレガシーを残すことになる。

世界のラグビーファミリーの多大な好意によって、受賞歴を持つラグビーの発展支援活動「チャイルドファンド・パス・イット・バック・プログラム」はアジアの6カ国に拡大され、2万5千人以上の子供たちにラグビーをプレーする機会、またラグビーを通じて学び、成長する機会を与える。

加えて、寄付された資金は日本国内で緊急支援活動をサポートするために拠出され、チャイルドファンドおよび政府当局と連携して活動するチャイルドファンドのパートナーによって台風19号の被災地域への支援に当てられる

ワールドラグビーのブレット・ゴスパー最高経営責任者のコメント:

「ラグビーワールドカップ2019日本大会は、すべての面において非常に特別な大会となりました」

「今大会では最高のラグビーが行われ、ビッチの外では家族やコミュニティー、連帯に特徴づけられた素晴らしい日本の姿を見ることができ、またピッチの上では記録的な数の新しいファンを引き付けた魅力的でワールドクラスのスポーツが展開されました。

「チケット販売が180万枚を超え、オプトイン・チケットによるチャイルドファンドへの寄付が50パーセントも増えましたが、これはこれまでのどのトーナメントをも上回る数字です。世界中のパートナーによる支援と相まって、アジアで最も恵まれない子供たちや若者たちをサポートするプログラムに対して200万ポンド以上の寄付の申し出がありました」

 記録破りの数字

2019日本大会は、入場者数、視聴者数、ソーシャルメディアやデジタルメディア上のファンのエンゲージメントが記録的な水準に達し、既に画期的なイベントとなっている。

プールステージと準々決勝では、ピッチ内外で日本とラグビーの最も素晴らしい面が見られた。予期せぬ試合結果や素晴らしいパフォーマンスが展開され、ファンの間に準決勝、決勝に向けて多くの期待を生み出している。

チャイルドファンドのナイジェル・スペンスCEOのコメント:

「この世界的なスポーツイベントに参加できたことはとても大きな栄誉です。世界のラグビーファミリーから非常に大きなサポートをいただき、深く感謝いたします。今回のラグビーワールドカップはもうすぐ閉幕となりますが、アジアの恵まれない子供たちの生活向上を目指すチャイルドファンドの活動は、ラグビーファミリーのサポートを受け、今後も続きます」

「こうした若者たちは、われわれが愛するラグビーをプレーする機会を持つだけでなく、貴重な生活上のスキルを学び、ポジティブな社会変化を起こし、彼らのコミュニティーにおける不利益のサイクルを打ち破る潜在力を持つことになります」

来る数年間、チャイルドファンドはアジアラグビーやワールドラグビーと引き続きパートナーシップを維持し、「チャイルドファンド・パス・イット・バック・プログラム」をアジアの子供と若者に提供していく。

アジアラグビーのロス・ミッチェル・ゼネラルマネージャーのコメント:

「チャイルドファンドと引き続き協力し合い、アジアに新しい世代のラグビープレーヤーを生み出すことに心が躍ります」

「力を合わせれば、発展途上のコミュニティーでより多くの少女たちや子供たち、さらに地方や遠隔地の若者たちに対して、スポーツの持つ変革を起こす力から恩恵を受ける機会を確保することができるはずです」

「チャイルドファンド・パス・イット・バック・プログラム」の詳細については、

 www.childfundpassitback.org

を参照してください。

RNS na/mi