【大分・10月18日】19日に行われる準々決勝の第1試合(16時15分キックオフ)では、前日本代表ヘッドコーチ、エディー・ジョーンズ率いるイングランドが、前回大会準優勝のオーストラリアと対戦する。この一戦で、ジョーンズ監督がイングランドを「屈辱のホスト国」から「優勝できるチーム」にしたかどうか判明する。
「ラグビーの母国」イングランドは4年前、ウェールズとオーストラリアに負け、ワールドカップ(W杯)史上初めて開催国・地域が1次リーグで敗退する不名誉な歴史をつくった。それを受け、コーチ陣を一新。初の外国人監督としてオーストラリア出身のジョーンズ氏に再建を託した。
It's a classic Rugby World Cup Rivalry. Who have you got to progress at #RWC2019, @EnglandRugby or @wallabies? #ENGvAUS #WebbEllisCup pic.twitter.com/FRLxBmsEUm
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ベスト4進出には、ジョーンズ監督は母国オーストラリア、そして選手時代に豪クラブ、ランドウィックでチームメートだった現オーストラリア監督のマイケル・チェイカを倒さねばならない。
ジョーンズ監督はW杯の栄光と転落を知り尽くす。オーストラリア監督だった2003年大会の決勝では延長の末、イングランドに敗れた。その4年後のフランス大会では、南アフリカのアドバイザーとして優勝に貢献している。
🚨Team Announcement🚨
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The @EnglandRugby side that will play against Australia in the quarter-final at #RWC2019. What do yo think of it?
📝 @JonnyMay to win his 50th cap #ENGvAUS #WebbEllisCup
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一方、2015年大会もオーストラリアの監督だったチェイカ氏はチームを準優勝に導いたが、ジョーンズ監督就任後のイングランドには6度の対戦で1回も勝てていない。
今大会に関し、チェイカ監督のメンバー編成に疑問の声も上がっている。この準々決勝でオーストラリアのSH-SOコンビ変更が、テストマッチ6試合連続となるからだ。
さらにチェイカ監督は、今月5日のウルグアイ戦で代表デビューしたばかりの19歳の新鋭、ジョーダン・ペタイアを準々決勝の先発CTBに抜擢し、周囲を驚かせている。これは同監督の5年間で最も勇気ある決断とも評されているほどだ。
🚨Team announcement🚨@wallabies have announced their team to play @EnglandRugby in the quarter-finals at #RWC2019#ENGvAUS #WebbEllisCup
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過去の直接対決: 50試合でオーストラリア25勝、イングランド24勝、引き分け1
注目点: ブレークダウン
両チームのフランカー対決。経験豊富なマイケル・フーパー主将とデービッド・ポーコックのオーストラリアコンビが、トム・カリーとサム・アンダーヒルのイングランドコンビを迎え撃つ構図になる。
ボールを持った選手がタックルで倒された後の「ボール争奪局面」が、ペナルティーにつながりやすい。ブレークダウンを制するチームが、試合を優位に運べる。PG(キック)を選んだ際には、確実に3点を加点していくことも大切になる。
19歳の新鋭
ジョーダン・ペタイアは19歳218日で、W杯史上2番目の若さでの決勝トーナメントでプレー。2011年のアイルランド戦に出場したウェールズのジョージ・ノースは、ペタイアより41日若かった。
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