【東京・10月16日】週末のラグビーワールドカップ(W杯)準々決勝を前に、ワールドラグビー・メディカル委員会が15日から17日まで、故障防止と選手負担の管理における改善をテーマに、福岡で開かれている。

出席しているのは医療、研究、高度な規律分野の専門家などの関係者で、ラグビー界の効率的な手法や根拠に基づいた研究結果に関する情報共有が目的。テーマは多岐にわたるが、例えば故障リスクの軽減、選手負担管理、脳振とう予防、ハイタックルの基準、故障防止に向けた技術の活用などがある。委員会は、ラグビーイベントとしては最高水準の選手福利基準が適用されているW杯に合わせて開催された。

11回目になる委員会の出席者は、ラグビー協会や関係地域、競技の関係者、国際レベルのラグビー選手、コーチ、それに医療やスポーツ科学の専門家。委員会はラグビー選手の福利厚生のための主要なグローバルフォーラムで、ラグビーに資するプログラムの実施を促進する役割を果たしてきている。

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今週はラグビー科学ネットワーク会議が始まっており、トレーニングと教育に関する会議も開かれ、国際教育環境と軌を一にして、選手対する医療の効率的な手法を推進する。

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