【小田原・10月15日】19日の準々決勝でイングランドと対戦するオーストラリアの主将、マイケル・フーパーはチームメートから強い信頼を得ている。
「彼はわれわれにとって、なくてはならない存在で、身をもって範を示してくれる」とプロップのスコット・シオはフーパ―をたたえた。
Some monster hits from the @Qantas #Wallabies against New Zealand!
— Wallabies (@wallabies) August 10, 2015
Headlined by two bellringers by Michael Hooper!https://t.co/G313SLkIvo
フーパ―の特色の一つは体を張ったプレーだ。2012年6月、スコットランド戦でテストマッチのデビューを果たして以来、フーパ―はブレークダウンでその強さをいかんなく発揮し続けている。
その一方で、ほとんどけがをせず、プレーの質を保ち続けており、同じ第3列の選手たちには驚きだ。
2014年、フーパーは22歳の若さでオーストラリア代表の主将になったが、当初から物静かだが、妥協のない強い意志で素晴らしいキャプテンシーを示した。
相手を奮起させるようなスピーチをするわけではないが、フーパーが話すとチームメートは耳を傾ける。
「彼はいつ話すべきかを知っている。ゲーム中は状況によって、誰が話すべきかも知っている。だから、いつ彼が前に出て話をするかを知ることが大切だ」とシオ。
フーパーはそのディフェンス力で知られており、ゲームの決定的な場面で特にギアを上げる。
"We're very proud to wear it here on the world stage"@wallabies captain Michael Hooper speaks on the importance of the special indigineous jersey worn by his team against Uruguay #AUSvURU #RWC2019 pic.twitter.com/KEpgNz5Mep
— Rugby World Cup (@rugbyworldcup) October 5, 2019
フーパーをそれだけの選手ではない。テストマッチでのトライは19を数え、「ワラビーズ」のFWとしては最多だ。その中の二つは2019年W杯の1次リーグで記録した。
デービッド・ポーコックはボール奪取力や巧みなボール扱いで知られているが、フーパーの存在があってこそ「ポーパー」と呼ばれる強力なフランカーのペアが出来上がった。
イングランドが有利と予想される準々決勝について、シオは「フーパーは100パーセント、仲間を支えてくれる。それこそがゲーム中、選手がリーダーに求めることだ」と述べた。
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