【東京・10月14日】「オールブラックス」のスティーブ・ハンセン監督は、8強入りした日本の驚異的な活躍に感銘を受けたという。そして、決勝トーナメント初戦で日本と当たらずに済み、ホッとしているとも語った。
ニュージーランドの面々は日本対スコットランドの試合をホテルで観戦。その緊迫した試合に、全員がくぎ付けとなった。
ハンセン監督は「日本はもはや、ティア2のチームではない」と話す。
「(日本のプレーは)アイルランドに通用し、さらにスコットランドやサモアにも通用した」
「『どこと当たりたいか』と再三、聞かれた。日本は今勢いのあるチームだから、反対側のドローに回ってくれてよかった」
日本とオールブラックスが対戦するとすれば決勝になる。それが実現すれば、ホスト国日本にとっては夢のような状況だろう。
🚨 EXCLUSIVE | Get the lowdown on the All Blacks preparation for the crunch #RWC2019 quarterfinal against Ireland from loose forward Sam Cane.
— All Blacks (@AllBlacks) October 14, 2019
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ハンセン監督は「今の日本のプレーは間違いなくティア1に匹敵する。質の高いラグビーをしている」と評価した。
さらに、台風19号との関係にも触れ「日本は大会を盛り上げ、日本のラグビーを盛り上げ、大変な週末を過ごした日本の人々の気持ちを盛り上げた」と語った。
ニュージーランドの選手たちも日本を絶賛。フランカーのサム・ケーンは「日本が見せたスピード、技術のレベル…。彼らは本物だ」と話している。
ケーンは日本のリーチマイケル主将とはスーパーラグビーのチーフスで、共にプレーした仲だ。
「彼は特別な人物。人を引き付ける力がある。彼を知っている人なら、日本で彼が見せているリーダーシップにも驚きはないはずだ。彼にとっても、自分を受け入れてくれた日本の躍進は、長年の努力が報われた思いだろう」と元チームメートをたたえた。
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