【長門(山口)・9月18日】

カナダチームには赤と白のジャージーのほかに、もう一つの“ユニフォーム”ができたようだ。チームでは浴衣が大流行。食事や温泉に行く際に、みなこぞって身に着けている。

中には母国に持ち帰るため、浴衣を特注しようと考えている選手もいる。FW第2列のジョシュ・ラーセンは「いつも着ていたい。シャワーを浴びて浴衣を着るとすっきりして気分が変わる。着心地がいいんだ」と語る。

カナダチームは、先週長門に入って以来、浴衣以外にも様々な日本の文化を楽しんでいる。すでに稲刈りと焼き鳥づくりは経験済み。今後はそば打ちや地引網が予定されている。

「日本文化は独特だし、カナダとは全く違う。みんな、できるだけ色々な所に行って体験したいと言っている」とプロップのコール・キース。「最高だ」と絶賛している。

長門は人口5万に満たない都市だが、カナダをテーマにした装飾などでチームを歓待している。練習場へ続く山間の道路のバス停や建物にカナダ国旗が掲げられ、宿泊先のホテルにはカナダと日本の両国国旗が並んで飾られている。

RNS ci/kf