【千葉・9月17日】強豪アイルランドのアンドルー・ポーターは、体重122㌔の巨体で世界トップクラスのスクラムの強さを誇る。しかし、そんな印象とは違う1枚の写真がある。
アイルランドのメディア、インフォが公開した代表31選手の写真には、各選手にとって最も大切な人が一緒に写っている。その中でも最もほろりとさせるのは、23歳のポーターと亡き母ウェンディさんの写真だ。
ウェンディさんはポーターが12歳のとき、乳がんで亡くなった。母のことを思い出すといくら時間があっても足りないとポーターは話す。
Andrew Porter on the beautiful photograph @DanSheridan2012 took.
— Murray Kinsella (@Murray_Kinsella) September 16, 2019
'There’s not a day goes by when I don’t think of her.'https://t.co/qD3ZY65zcm
選手の写真について「美しいものばかり」とポーター。「われわれはラグビー選手であると同時に、兄弟、息子、ボーイフレンド、夫といった1人の人間なのだ」。
キャップ数18のポーターの左腕には、母の名前の入れ墨が彫られている。
日本と同じ1次リーグA組のアイルランドの初戦は22日(横浜)。ポーターはプレーしたくてうずうずしている。
「先発できれば、もちろんベストを尽くす。途中出場でも自分には大きな仕事が待っている」と気を引き締めた。
RNS hn/dg/kf