大会の開催認知度はラグビーワールドカップ2015イングランド大会で、日本代表が南アフリカ代表を破り、大きな話題となった2015年10月は63.3%を記録し、その後は下降しましたが、2017年7月より徐々に上昇し、2018年9月に68.3%を記録。今回2019年4月の調査では過去最高となる71.6%を記録しました。特にこれまで認知度が比較的低かった男女若年層(20代)で大きくアップ(男性+4.8pt、女性+7.8%)しました。

 

■性・年代別の認知度推移

 

2015年

9月

2015年

10月

2016年

3月

2016年

7月

2016年

12月

2017年

3月

2017年

7月

2017年

12月

2018年

9月

2019年

4月

TOTAL

51.2%

63.3%

55.8%

57.3%

54.0%

51.1%

51.0%

56.3%

68.3%

71.6%

男性20-29歳

47.9%

55.7%

53.6%

56.3%

51.3%

50.5%

52.4%

56.6%

65.5%

70.3%

男性30-39歳

54.4%

63.7%

59.2%

61.2%

60.7%

57.9%

59.6%

64.7%

72.2%

75.3%

男性40-49歳

62.8%

71.6%

65.5%

65.8%

66.4%

63.7%

64.5%

70.0%

79.8%

82.3%

男性50-59歳

69.2%

77.1%

70.6%

70.2%

70.9%

67.6%

67.9%

73.7%

81.8%

85.0%

男性60-69歳

72.9%

80.4%

72.4%

73.1%

72.3%

68.6%

68.6%

74.5%

84.5%

87.1%

女性20-29歳

26.5%

41.2%

35.3%

39.3%

31.9%

29.6%

29.3%

34.3%

47.9%

55.7%

女性30-39歳

31.5%

44.8%

38.3%

40.1%

36.1%

34.1%

32.9%

37.3%

52.3%

56.5%

女性40-49歳

39.5%

57.9%

46.9%

48.1%

44.0%

40.6%

39.2%

44.5%

59.4%

62.1%

女性50-59歳

45.3%

64.2%

52.7%

54.0%

48.4%

45.1%

43.4%

49.0%

64.1%

65.7%

女性60-69歳

51.4%

67.7%

56.2%

58.1%

49.7%

46.0%

45.5%

50.6%

67.4%

70.0%

 

■性・年代別認知度の前回調査からの上昇率推移

 

2015年

9月

2015

10月

2016年

3月

2016年

7月

2016

12月

2017年

3月

2017年

7月

2017

12月

2018年

9月

2019年

4月

TOTAL

-

12.1%

-7.5%

1.5%

-3.3%

-2.9%

-0.1%

5.3%

12.0%

3.3%

男性20-29歳

-

7.8%

-2.1%

2.7%

-5.0%

-0.8%

1.9%

4.2%

8.9%

4.8%

男性30-39歳

-

9.3%

-4.5%

2.0%

-0.5%

-2.8%

1.7%

5.1%

7.5%

3.1%

男性40-49歳

-

8.8%

-6.1%

0.3%

0.6%

-2.7%

0.8%

5.5%

9.8%

2.5%

男性50-59歳

-

7.9%

-6.5%

-0.4%

0.7%

-3.3%

0.3%

5.8%

8.1%

3.2%

男性60-69歳

-

7.5%

-8.0%

0.7%

-0.8%

-3.7%

0.0%

5.9%

10.0%

2.6%

女性20-29歳

-

14.7%

-5.9%

4.0%

-7.4%

-2.3%

-0.3%

5.0%

13.6%

7.8%

女性30-39歳

-

13.3%

-6.5%

1.8%

-4.0%

-2.0%

-1.2%

4.4%

15.0%

4.2%

女性40-49歳

-

18.4%

-11.0%

1.2%

-4.1%

-3.4%

-1.4%

5.3%

14.9%

2.7%

女性50-59歳

-

18.9%

-11.5%

1.3%

-5.6%

-3.3%

-1.7%

5.6%

15.1%

1.6%

女性60-69歳

-

16.3%

-11.5%

1.9%

-8.4%

-3.7%

-0.5%

5.1%

16.8%

2.6%

 

■ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長 嶋津昭コメント
 「開幕まで残り5か月を切り、日本国内における大会認知度が70%を超えたことは、たいへんに嬉しく思います。これは、全国各地の開催都市の皆様を中心として行われている地道な機運醸成活動が、徐々にそして着実に形に表れてきた結果だと思います。特に、20代の若年層の認知度が最も上昇したことは、大会の盛り上げはもちろん、大会後のラグビー界にとっても非常によい傾向だと感じています。これまでラグビーに触れたことの無い方々にも、是非この大会を機にラグビーに触れていただき、ラグビーワールドカップ2019日本大会は、記憶に残る大会だったと語り継いでもらえることを願っています。チケットは現時点ですでに全体の70%以上を販売しており、世界中からの非常に高い需要を感じています。5月18日からは、第三次チケット販売が始まりますが、現状に満足することなく、本番に向け着実に準備を進めてまいります。」

 

■ラグビーワールドカップ2019日本大会認知度調査 概要
・調査手法:インターネット調査
・調査地域:全国
・対象者条件:スクリーニング調査(20-69歳男女個人。※広告業・広告代理店、マスコミ・放送、市場調査業は除く)
・調査抽出方法:インテージマイティモニターより エリア×性×年代 各セル内で条件適格者をランダム抽出
・標本サイズ:予備調査:54,777s ※平成27年国勢調査の「エリア×性・年代人口構成」を基にした推計母集団値にウエイトバック集計。(母集団値はインターネット非ユーザーも含むが、調査手法上調査対象者はインターネットユーザー)
・実施期間:2019年4月5日(金)~4月8日(月)

 

■認知度向上に向けた取り組み事例(2018年9月以降)
 ラグビーワールドカップの認知度向上および機運醸成に向けて、2018年9月以降、主に以下のような取り組みが全国各地で行われました。

 

「ラグビーワールドカップ2019™日本大会ポップアップミュージアム」を開催(2018年7月~11月)
 2015年大会で日本代表が“歴史的勝利”を挙げた南アフリカ代表戦での実使用球や日本代表チームのサイン入りジャージーなどの希少グッズに加えて、2019年大会に出場予定の各チームの紹介、さらに、ラグビーボールに実際に触れて頂くことができるラグビーアトラクションなど、ラグビーワールドカップの世界観を、目、耳、身体で体感頂けるミュージアムが、全国各地を巡回しました。全国で約8万人の方がミュージアムを訪れました。

・世界の強豪が日本に集結!日本代表も善戦(2018年10月~11月)
 2018年10月27日には、ラグビーワールドカップで過去に優勝経験もある強豪、ニュージーランド代表とオーストラリア代表が、ラグビーワールドカップ2019日本大会の決勝の舞台となる横浜国際総合競技場で「ブレディスローカップ」を行い、46,000人超の観客を動員しました。日本代表は東京スタジアムでニュージーランド代表とテストマッチを行い、敗れはしたものの、5トライを奪い善戦しました。また、「ラグビーの聖地」トゥイッケナム・スタジアムで日本代表とイングランド代表と対戦し、敗れはしたものの前半はリードを奪うなど、ラグビーワールドカップ2019日本大会に向け、期待を感じる試合となりました。

 

・ラグビーワールドカップイヤーがスタート!全国各地で機運醸成活動が活発化(2019年1月~)
 いよいよラグビーワールドカップイヤーとなる2019年が始まり、各地で様々なイベントや、屋外装飾、交通広告などが行われ、一般の方がラグビーワールドカップに触れる機会が増えてきました。

・チケット一般販売(先着)開始!世界中から購入希望者が殺到(2019年1月19日~3月31日)
 第2次一般販売(先着)が2019年1月19日からスタートし、世界中から多くの購入を頂きました。現在までに全48試合で130万枚以上のチケット購入がありました。230を超える国と地域から購入があり、世界中から注目を受けています。第3次チケット一般販売(先着)は5月18日(土)18:00からスタートします。

 

公認チームキャンプ地が正式決定(2019年3月11日)
 ラグビーワールドカップ2019の大会期間中に出場チームが滞在する「公認チームキャンプ地」が決定し、全国55件61自治体と契約を締結しました。各キャンプ地におけるラグビーワールドカップの機運醸成活動も本格化し、着々と準備を整えています。