アルゼンチンXV、ナミビア、ロシア、そしてホストのウルグアイという強力なラインナップでワールドラグビーネーションズカップ2019が行われます。今年はラグビーワールドカップ 2019の準備となるでしょう。

総当たり形式のトーナメントは、2019年6月4日、9日、15日の3日間、 再開発されたモンテビデオのチャルーアスタジアムで開催されます。今大会は14回目の開催となり、ここ3年はウルグアイで大会が行われています。

試合スケジュールを見る >>

ネーションズカップは重要なワールドラグビーの高性能トーナメントであり、2019年9月20日に日本で開幕するアジア初のラグビーワールドカップに先立ち、参加するユニオンにとっては良い準備となる環境を提供します。

ウルグアイは、2018年にホームとアウェーでカナダを破り、アメリカ地区代表2としてラグビーワールドカップ2019への出場権を獲得しました。2017年と2018年には、ネーションズカップで優勝もしています。ホスト国であるウルグアイは昨年のアフリカ・ゴールドカップで優勝し、日本でのラグビーワールドカップ 2019にアフリカ地区代表1として出場するナミビア、そして昨年の大陸チャンピオンシップを経てヨーロッパ地区代表1としての資格を獲得したロシアと対戦します。

一方、アメリカズラグビーチャンピオンシップでアメリカ、ブラジル、ウルグアイ、チリ、カナダという全参加国に勝利したアルゼンチンXVは、自信を持って参入してきます。

参加する4カ国はラグビーワールドカップ2019のプールでは対戦しません。ロシアはプールAでアイルランド、スコットランド、日本、そしてサモアと対戦し、一方、ナミビアはニュージーランド、南アフリカ、イタリア、カナダと並んでプールBに入っています。プールCでは、アルゼンチンがイギリス、フランス、アメリカ、トンガと戦い、ウルグアイはプールDでオーストラリア、ウェールズ、ジョージア、フィジーと対戦します。

ワールドラグビー会長のビル・ボーモント卿は次のように語っています。「ワールドラグビーネーションズカップは、出場チームにとってラグビーワールドカップの準備を進める重要な機会です。日本での大会の3か月前にチームメンバーの選択が正しいか確認ができます。」

「ワールドラグビーは、ウルグアイ、ナミビア、ロシアなどの新興国のための高性能プログラム、そして2019年日本で行われるこれまでで最も競争力のあるラグビーワールドカップ を成功させることを目的としたネーションズカップなどの質の高い大会に大きく投資しています。」

ウルグアイには、この重要なイベントを3年連続で開催していただき感謝しております。彼らは誇り高く情熱的なホストであることが証明されています。アジア初開催となるラグビーワールドカップ に向けての興奮が高まる中、たくさんの観客の前で繰り広げられるスリリングなラグビーを見られるこの素晴らしい大会を楽しみにしています。」

大会を主催するウルグアイは、アメリカ大陸でラグビーを広めるというワールドラグビーの公約を強調しています。ワールドラグビーの地域協会であるラグビーアメリカズノースとスダメリカラグビーの代表を含むラグビーアメリカズは、ラグビー参加者そしてファンが急成長している地域で大きなラグビー大会を誘致することに成功しました。

アルゼンチンは2019年6月にU20世界選手権を開催し、7月にはU20トロフィーがブラジルの国境を越えます。ネーションズカップは直近のアメリカズラグビーチャンピオンシップ2019の成功に続きます。世界的な成長戦略の一環としてのワールドラグビーの資金援助によってサポートされた、アメリカ大陸の6カ国による大陸トーナメントを通して、新しいラグビーファンを獲得しました。2017年以来、ファンの数は7%以上増加し、1億9,820万人という驚くべき数に達しました。(世界平均は1%増加で、その数字を上回る)

ワールドラグビー副会長でありラグビーアメリカ会長のアグスティン・ピチョットは次のように述べています。「アメリカ大陸全体のラグビーの認知度と人気の高まりは、勢いを増しています。この推進力の鍵となるは、ネーションズカップやU20トーナメントなどの戦略的に重要なイベントの開催であり、トップレベルの国際ラグビーを見る機会を提供し、新しいファンを引き付け、アメリカ中で成長しているデジタルおよびソーシャルコミュニティと関わる機会を提供します。」

ウルグアイはラグビーワールドカップ2019への準備に向け調整しています。我々はウルグアイが再びホストとなる貴重な大会で、彼らが素晴らしい仕事をすると確信しています。」

ウルグアイラグビーユニオンのパブロ・フェラーリ会長は次のように述べています。「ウルグアイのラグビーユニオンにとって、3年連続で開催を託されたということは大変な名誉です。今回はチャルーアスタジアムで開催され、ワールドカップの出場チームであるウルグアイ、アルゼンチン、ナビミア、ロシアが参加します。ロステロスにとっては日本でのワールドカップに向けての準備として役立ちます。このショーを楽しんでいただけたらと思います。」

ワールドラグビーは新興国および伝統あるユニオンのために質の高い競争機会を拡大することに尽力しており、2019年にはこの分野だけで350万ポンドを投資しています。

ワールドラグビーはナミビア、ロシア、ウルグアイなどの新興国のユニオンに投資をしています。チームの組み立てと準備、コーチングスタッフとテクニカルアドバイザーの給与、そしてスポーツ科学スポーツ医学のイニシアチブを支援するために不可欠な資金を提供しています。

放送およびオンライン報道に関する詳細は、間もなく確定される予定です。