公認チームキャンプ地については、2018年4月20日に、内定状況を発表したところですが、今回、ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、すべての公認チームキャンプ地と契約を締結いたしました。また、決勝トーナメントで使用する公認チームキャンプ地も決定いたしましたので、あわせてお知らせいたします。

 

■ワールドラグビ―会長 ビル・ボーモント氏 コメント

ラグビーワールドカップ2019日本大会の公認チームキャンプ地として関わっていただく全ての皆様に感謝いたします。公認チームキャンプ地は、各国の代表チームが試合に備えるための最適な基盤をチームに提供するという点で、ラグビーワールドカップにとって不可欠な要素です。

同時に、これまでのラグビーの遠征と同じように、チームが開催国の各地の人々や地域社会と交流する機会を提供することも重要です。これは、どのラグビーワールドカップにとっても欠くことのできない文化的側面であり、スポーツの最高峰のイベントにおいて、国を代表するという幸運にある選手にとってのハイライトの1つです。

 

■ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長 嶋津 昭(しまづ あきら)コメント

  今回、公認チームキャンプ地の決定を発表することができ、大変嬉しく思います。ラグビーワールドカップ2019日本大会の公認チームキャンプ地として関わっていただく全ての皆様に、改めて感謝申し上げます。

公認チームキャンプ地は、大会期間中、出場チームが試合に向けた調整を行う大事な場所となります。世界各地から訪れる選手やチーム関係者が、大会で最高のパフォーマンスを見せられるよう、我々ラグビーワールドカップ2019組織委員会では、公認チームキャンプ地の皆様と連携して、大会に向けて、万全の準備を整えたいと思います。

 大会までいよいよあと200日を切りました。開催都市、公認チームキャンプ地を含む関係者の皆様とともに、

日本全体で大会に向けた機運を醸成し、アジア初のラグビーワールドカップを成功させたいと思います。

 

公認チームキャンプ地について

 

1、決勝トーナメントの公認チームキャンプ地

 

決勝トーナメントへ進出したチームは、下記の公認チームキャンプ地を使用します。

所在地

自治体

千葉県

浦安市

東京都

東京都(2)*1、府中市

大分県

大分県・別府市、大分市、別府市、大分県・大分市*2

*1 東京都は3件の公認チームキャンプ地のうち、2件を使用(東京都B、東京都C:別表参照)

*2「大分県・大分市」は決勝トーナメント用に新たに準備をした公認チームキャンプ地

 

2、公認チームキャンプ地選定プロセス

 

2016年5月24日 公認チームキャンプ地選定プロセス発表

2016年8月1日~12月22日 公認チームキャンプ地選定プロセスへの応募受付期間

2017年1月11日 公認チームキャンプ地応募状況発表

2017年~2018年 ワールドラグビー及び組織委員会による調査、組織委員会による追加施設等の確保、大会参加チームによる視察

2018年4月20日 公認チームキャンプ地内定状況発表

2019年3月11日 公認チームキャンプ地決定状況発表

2017年1月11日

応募状況発表

76件(90自治体)

 

2018年4月20日

内定状況発表

52件(59自治体)

※プール戦のみ

2019年3月11日

決定状況発表

55件(61自治体)

※プール戦及び決勝トーナメント

 

 

公認チームキャンプ地に決定した自治体(所在地別)

 

所在地

自治体(55件61自治体)

北海道

北海道・江別市、札幌市(3)、網走市

岩手県

岩手県・釜石市、岩手県・宮古市、盛岡市、北上市

山形県

山形県・山形市・天童市

福島県

福島県

埼玉県

埼玉県・熊谷市(2)、さいたま市

千葉県

市原市、◎浦安市

東京都

◎東京都(3)*うち2件を決勝トーナメントで使用、武蔵野市、◎府中市、町田市

神奈川県

横浜市、海老名市、小田原市

山梨県

富士吉田市・富士河口湖町

静岡県

静岡市、浜松市、掛川市・磐田市、御前崎市

愛知県

名古屋市、一宮市、豊田市

滋賀県

大津市

大阪府

大阪府・東大阪市、堺市

兵庫県

神戸市・兵庫県、神戸市、淡路市・兵庫県

和歌山県

和歌山県・上富田町

山口県

長門市

福岡県

福岡県・福岡市、北九州市、春日市

長崎県

長崎県・長崎市、長崎県・島原市

熊本県

熊本県・熊本市(2)

大分県

◎大分県・別府市、◎大分市、◎別府市、◎大分県・大分市

宮崎県

宮崎県・宮崎市

鹿児島県

鹿児島市

沖縄県

読谷村

 

※1 複数の自治体の場合は、代表自治体・共同自治体の順で記載。

※2 ◎は、決勝トーナメントでも使用するもの。「大分県・大分市」は決勝トーナメントのみ使用。

※3 小田原市、鹿児島市は、チームの移動スケジュール等の都合により、公認チームキャンプ地として新たに決定したもの(滞在チームは別表を参照)。

※4 ( )内の数字はキャンプ地件数。

※5 チームが公認チームキャンプ地前に入る事前チームキャンプ地については、各自治体と各チームが公認チームキャンプ地とは別に調整しています。

 

 

 

公認チームキャンプ地に決定した自治体(チーム別)※プール戦

 

プール

チーム名

自治体

A

アイルランド

市原市、横浜市、掛川市・磐田市、神戸市、春日市

スコットランド

東京都A、横浜市、浜松市、神戸市・兵庫県、長崎県・長崎市

日本

東京都B、東京都C、浜松市

ロシア

さいたま市、埼玉県・熊谷市A、武蔵野市、海老名市、掛川市・磐田市、淡路市・兵庫県

サモア

山形県・山形市・天童市、埼玉県・熊谷市B、名古屋市、淡路市・兵庫県、福岡県・福岡市

B

ニュージーランド

浦安市、東京都C、一宮市、別府市

南アフリカ

浦安市、御前崎市、一宮市、神戸市、鹿児島市

イタリア

静岡市、豊田市、堺市、福岡県・福岡市

ナミビア

岩手県・宮古市、盛岡市、町田市、豊田市、大阪府・東大阪市、和歌山県・上富田町

カナダ

岩手県・釜石市、神戸市・兵庫県、長門市、春日市、大分県・別府市

C

イングランド

札幌市A、府中市、東京都C、神戸市、宮崎県・宮崎市

フランス

府中市、東京都A、富士吉田市・富士河口湖町、春日市*、熊本県・熊本市A

アルゼンチン

福島県、埼玉県・熊谷市A、東京都B、大阪府・東大阪市

アメリカ

埼玉県・熊谷市B、堺市、福岡県・福岡市、読谷村

トンガ

札幌市B、埼玉県・熊谷市B、大阪府・東大阪市、堺市、長崎県・島原市、熊本県・熊本市B

D

オーストラリア

北海道・江別市、浦安市、小田原市、東京都B*、東京都C、掛川市・磐田市、別府市

ウェールズ

東京都B、豊田市、大津市、北九州市、熊本県・熊本市A、別府市

ジョージア

埼玉県・熊谷市B、御前崎市、名古屋市、堺市

フィジー

札幌市C、網走市、岩手県・宮古市、大津市、大阪府・東大阪市、大分市

ウルグアイ

岩手県・釜石市、北上市、埼玉県・熊谷市A、熊本県・熊本市B、大分市

 

*春日市は、フランス代表チームのスケジュールにより、公認チームキャンプ地として使用することになったもの。

*東京都Bは、オーストラリア代表チームのスケジュールにより、公認チームキャンプ地として使用することになったもの。