• 2019年のワールドラグビー女子リーダーシップ育英奨学生を10人から14人に増員
  • 世界中からの育成奨学生志願者数は100名を超える
  • ラグビー界で活躍する女性を対象に、リーダーシップ育英の奨学金を給付

国際女性の日の前日、ワールドラグビーは、すでに成功を収めている同組織の女子リーダーシップ育成奨学金プログラムを通じて人々にインスピレーションを与えるようなリーダーになれるように後押しをし、ピッチ内外でラグビーに関わる女性たちの育成を加速させていく決意を新たにしました。

世界中からの志願者が100人を超えた人気のワールドラグビーリーダーシップ奨学金プログラムは、2018年の10名から人数も増え、今年も様々な協会から14名の女性が選ばれました。

リージョナルアソシエーションが選考プロセスの監督を行い、加盟協会とリージョナルアソシエーションのメンバーに対しより多くの機会を提供していきます。

2017〜25年女子ラグビーの世界開発戦略を加速するための重要な要素である育成奨学金プログラムは、世界中の有能な女性たちを支援し、彼女たちのラグビー界でのリーダーとしての可能性を育成し、スポーツ界でラグビーがリーダーとして牽引していくことを目的としています。

2019ワールドラグビー リーダーシップ育成リーダーシップ奨学金受給者

  • ケイト・セクストン(ニュージーランド):ニュージーランドラグビー、女子ラブビー開発部長
  • ヴェラ・ナウクキディ(フィジー):フィジーラグビー協会女子育成マネジャー、フィジー女子ラグビー協会前会長(2007〜12)、同協会専務理事(2013〜)
  • ジェーン・シュミット(オーストラリア):クイーンズランドラグビー協会ディレクター兼役員
  • シベレ・ドルマ(パプアニューギニア): パプアニューギニアラグビーフットボール協会前CEO、同国首都地区ラグビー協会会長
  • ジェマ・フェイ(スコットランド): スコットランドラグビー、少女&女性ラグビー部長
  • カタリナ・ケス(オーストリア): オーストリア、女子ラグビー副会長及び部長、選手&コーチ
  • アネリース・アクダ(オランダ):ラグビーオランダ役員、ラグビーヨーロッパ女子ラグビー委員会会員
  • イリーナ・アーキスタ(ウクライナ):ウクライナラグビー協会専務理事
  • レジナ・ルニオロ(ウガンダ):ウガンダ女子ラグビー、諮問委員長、ウガンダ・オリンピック委員会ジェンダー平等&ダイバーシティー委員
  • エドビジ・マンガ(セネガル):セネガルラグビー協会副専務理事
  • マリア・フェルナンダ・バズケズ・ビラトロ(バミューダ): ノースイーストラグビー協会、女子ラグビー開発マネジャー、元国際プレーヤー)
  • ソレダッド・ガレグイロス(チリ):女子ラグビー開発マネジャー、コーチ、エジュケーター

ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています。「ワールドラグビー女子リーダーシップ育成奨学金プログラムの本年度生として選ばれた14名の皆さまにお祝い申し上げます。野心的な女子ラグビー開発計画の発足以来、女子ラグビーは大きな発展を遂げてきました。そしてこの育英奨学金プログラムは、サクセスストーリーの中心的な役割を果たしてきました。前例を見ない大勢の申請を受け、今年は人数を増やし、女子ラグビーの開発を急速に実現していこうという私どもの決意の上、ポジティブな前進ができたと思います。」

ワールドラグビー、女子ラグビー諮問委員長のサージ・サイモン氏。「今年のリーダーシップ育英奨学金受給者として選ばれた皆さまにお祝いを申し上げます。この奨学金プログラムは、世界中で活躍する現在、そして次世代の女子リーダーを育成する素晴らしいものです。」

ワールドラグビー、女子ラグビージェネラルマネジャーのケイティ・サドラーは次のように述べています。「国際女性の日を前に、ワールドラグビー リーダーシップ育英奨学金プログラムの本年度生14名を発表できたことを大変嬉しく思います。ラグビー界において女性がより多くの学習機会にアクセスできるよう支援することにより、女性リーダーの育成を前進させることができます。ラグビーという我々のスポーツにおける男女平等をより強く促していきます。」

女子ラグビー開発計画2017〜25加速戦略の1年目は、ラグビーの登録女子プレーヤー数が28パーセント増加、また多様性を高める目的で実施したガバナンス改革では、ワールドラグビー評議会における議席を女性用に17議席増やすなど、フィールド内外で大きく前進しました。