ラグビー・ワールドカップ2019大会開催まであと200日となり、ワールドラグビー と、ラグビーワールドカップの公認チャリティーパートナーであるChildFundは、記録的な寄付金総額150万英国ポンド(約2億2200万円)を、チャイルドファンド、パス・イット・バックに寄付すると発表、ラグビーの価値がこの記録をもたらしました。

世界中のラグビーファミリー、そしてラグビーワールドカップ2019のワールドワイドパートナーの結束と寛容さの証となったこの寄付で、スポーツを通じた画期的な開発プログラム、チャイルドファンドのパス・イット・バックを支援します。このプログラムは、ワールドラグビー 、アジアラグビーと連携しながらチャイルドファンドがリードし、アジア全土で厳しい環境におかれている子供達、そして青少年たちに、ライフスキルとラグビーのカリキュラムを提供します。

この寄付金で、アジア全土にいる厳しい環境におかれている子供、青少年たち2万5千人以上を対象にプログラムが提供されます。ジェンダーインクルージョンに焦点を絞っていることから、プレーヤー、そしてコーチは半数以上が女性です。このプログラムの目的はアジアの子供達、青少年たちが様々な壁を乗り越え、社会へのポジティブな変化を目指して貢献し、「パス・イット・バック」を自分の地域社会に広めていけるように支援します。

ワールドラグビー の最高運営責任者であるブレット・ゴスパー氏は次のように述べています。「ラグビーワールドカップ2019日本大会開幕までいよいよあと200日となりました。世界中のファンの方々の中に宿るラグビー精神と価値がこの記録をもたらしたものであると我々は興奮しております。ラグビーワールドカップ2019年に本大会が最も心に残る大会になると確信しています。」

「チャイルドファンドパス・イット・バックはアジアでも環境が最も厳しい地域で生活している子供達の未来を変えていきます。そしてラグビーコミュニティーは、世界で最も人口増加中の若々しい大陸で、新世代のラグビープレーヤーを育成するため支援できることを誇りに思います。」

ラグビーワールドカップの記録を作ったこの寄付金は、被災地での緊急援助活動にも役立てられます。

ゴスパー氏はさらに、「我々の「インパクト・ビヨンド」プログラムを通じ、その後も長く残るポジティブなレガシーを日本に残します。例えばチャイルドファンドを通じ、今後、自然災害で被災する地域社会とその子供たちを支援します。」

チャイルドファンドのCEO、ナイジェル・スペンスは次のように述べています。「チャイルドファンドでは、どこで生まれようとも、すべての子どもが、子供らしく遊び、学び、そして育つ権利があると信じています。だからこそ、チャイルドファンド、パス・イット・バックは、発展途上国で貧困や不平等に苦しむ子供達のために発足したのです。

「スポーツは人々の心と地域社会を一つにする大きな力を持っています。ワールドラグビー カップ2019日本大会の公認チャリティーパートナーとして我々はラグビーファミリーの皆様の寛容さを目の当たりにできたこと、また、当団体のプログラムがアジアの恵まれない子供達のためになるということを知ることができたことを大変嬉しく思います。」

ラグビーワールドカップ2019日本大会からの寄付金は日本を含むアジア諸国の子供達2万5千人以上を対象に、ChildFund Pass It Backプログラムに参加する機会を提供します。

ラグビーとライフスキルが学べるこの画期的なプログラムで、子供達が苦境に負けない力、そしてリーダーシップ、問題解決力、ジェンダー平等、対立の解消力、また将来設計の力などをつけていきます。

ゴスパー氏はさらに次のように述べています。「私たちは、ラグビーワールドカップ2019日本大会が日本、そしてより広いアジア地域において長期のレガシープログラムとして最もインパクトのある大会となると信じています。」

アジア初のラグビーワールドカップ大会の観戦チケット180万枚への申し込み数は500万枚にのぼり、驚異的な記録を作りました。

残りわずかとなったチケットは3月31日まで、リアルタイムで先着順の一般販売が行われます。また、ラグビー ワールドカップ公式のチケット付きトラベルパッケージ&ホスピタリティのご購入も可能です。詳しい情報は www.rugbyworldcup.com/tickets でご覧ください。

2名のラグビーファンはすでにラグビーワールドカップ2019大会への驚くべき旅へのスタートを切り、ChildFund Pass It Backプログラムの募金を集めています。ロン・ルットランドさんとジェームス・オーウェンさんは、ChildFundのプログラムについて人々の関心と支援を促すため、ロンドンから東京までの20,093 キロ、27カ国を231日かけて自転車で走ります。「RWCへのレース」最終地点、日本での開幕戦で二人はマッチレフリーに記念ホイッスルを届けます。www.racetorwc.com からロンさんとジェームスさんの旅をフォローしましょう。

また、Japan 2019組織委員会はラグビーワールドカップ2019「TEAM NO SIDE」ユニフォームを発表しました。ボランティアの皆さんがこのユニフォームを着て、大会開催中45万人を超える海外からのワールドカップ訪日客をお迎えします。ChildFund Pass It Backプログラムに関する詳しい情報は www.childfundpassitback.org からご覧ください。