ワールドラグビー会長のビル・ボーモントは、火曜日にバッキンガム宮殿でラグビーへの貢献を認められ、女王陛下より正式にナイト爵を授けられ「大変名誉なことです」とコメントしました。

2018年12月に、女王陛下の新年叙勲者リストに名を挙げられたボーモントは、授爵式で妻のヒラリーと息子のダニエルとジョシュが見守る中、ナイトの爵位を授けられました。

愛するスポーツに人生を捧げ、世界中でラグビーの促進に成功したことで爵位が与えられました。

フィルデ、ランカシャー、イングランド、およびブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのプレイヤー兼キャプテンとして、スポーツの発展と向上に貢献したことも認められました。

また、先見の明のある管理者として2015年に記録的なラグビーワールドカップの組織を統括し、ワールドラグビーの会長を務め、ガバナンス改革を推進し、ファンを増やして参加率の新記録を出したことも評価されました。

ボーモントは次のように述べています。「今日は私、家族、そしてラグビーにとって特別な日です。この栄誉を受けたことを光栄に思います。スポーツの仕事は私にとって情熱であり、天職です。スポーツに関わるすべての人のためにできることは、草の根クラブからエリートゲームまで最善をつくしてきました。爵位授与に関しては、私と同様にこの素晴らしいスポーツに人生を捧げるすべての人の功労が認められたように感じます。」

「自分の大好きなスポーツに恩返しできる立場にあることは幸運です。プレーしていた当時と同じぐらい今もラグビーに情熱を注いでいます。フィールドの中でも外でも大きな進歩を遂げることができましたが、これで満足しているわけではありません。ラグビーの、シンプルで安全なスポーツとしての魅力をファンや若い選手にアピールし続け、これからも前進していきたいと思います。

「素晴らしいラグビーコミュニティーの支援なしでは、これらすべてのことを実現できませんでした。そしてインスピレーションを与えてくれる家族からのサポートは私にとって一番重要でした。彼らのおかげで、自分が究極のチームスポーツだと信じているラグビーに人生を捧げることができます。」

ボーモントは2008年に大英帝国勲章(CBE)の指揮官に任命され、以前は大英帝国勲章の役員に任命されていました。また、ランカシャーの副中尉でもあります。

写真: PA Sport