• アジア初開催のラグビーワールドカップの進捗状況を管理・モニタリングするためのレビューミーティングが行われました
  • ワールドラグビーは1年にわたって成し遂げられてきた大きな前進に喜んでいます
  • 偉大なラグビーワールドカップの一つになる今大会のために舞台は整えられました
  • 生産的なチームマネージャーミーティングは、優れた運営の進捗状況を示します

東京で行われた一週間にわたる非常に生産的な会議を終え、ワールドラグビーは「特別で、成功をおさめる、歴史を変えるような」ラグビーワールドカップ2019を実現すべく順調に準備が進んでいると信じています。

2018年最後となるトーナメントレビューミーティングを終え、大会の統括責任者アラン・ギルピンは、一年間にわたり大きな発展を遂げた組織委員会を高く評価しました。

2018年に行われたチケット優先販売と一般販売では450万枚分の申し込みがあり、日本のみなさま、そして世界中のラグビーファンの方々の心を捕らえました。

開催都市が試合会場とチームキャンプの準備を順調に進めていることを受け、ワールドラグビーは日本に運営側での大きな進展、そして素晴らしいラグビーワールドカップの実現を目指すよう促しました。

ギルピンは次のように述べています。「大会開催を287日後に控え、チームとファンのみなさまが中心となる、非常に特別で歴史を変えるようなラグビーワールドカップにするための確固たる基盤ができたと確信しています。また今大会はアジアのラグビー界にとって前例のない遺産を残すことになるでしょう。」

「試合、トレーニング会場からチームや観客サービスまですべての面で順調に進んでいます。私たちはまた達成に向けて軌道に乗っている予算のバランスについても、組織委員会を賞賛しました。」

「2018年は前例がないほど高いチケット需要がありました。1月19日の一般販売段階を控え、利用可能なチケット総数の半分以上がすでに売れています。公式ツアーやホスピタリティ、トラベルパッケージも世界中から高い需要がありました。」

「これは重要なことですが、6週間の大会期間中に訪れる訪日外国人旅行者は40万人以上、そして日本に2166億円の経済効果もたらす記録的なラグビーワールドカップとなるでしょう。」

「2019年の日本大会はアジアのスポーツ界に変化をもたらすでしょう。そして日本ラグビーフットボール協会とアジアラグビーとのパートナーシップのもと行われている私たちのインパクトビヨンド2019レガシープログラムはAsia 1 Million projectを通してアジアで100万人の新たなラグビープレーヤーを獲得するべく順調に進んでいます。」

「私たちはまた、チャイルド・ファンド パス・イット・バックとの提携も誇りに思っています。チケットを購入する際に寛大にも寄付をして頂いたファンの皆様に感謝したいと思います。私たちは、このプログラムでアジア全土にいる2万人以上の恵まれない子供たちの生活に変化をもたらすために役立つ記録的な金額を集めることができるでしょう。」

ラグビーワールドカップ2019組織委員会の嶋津昭事務総長は次のように語りました。「大会の準備も順調に整っており、ラグビーワールドカップのチケットの驚異的な需要を背景に、2019年に向けて強力な体系ができあがっています。」

「日本全土に着実に成長している興奮感があります。12の開催都市では期待を持って世界中からやって来る40万人以上の訪日外国人旅行者を歓迎するために準備を積極的に進めています。ユニークなアトラクションやキャラクターで彼らを迎えることでしょう。2019年は、日本とラグビーワールドカップの両方にとって、驚異的で歴史的な年になることは間違いありません。」

このレビューは、2018チームマネジャーミーティングと並行して行われました。このミーティングでは、ワールドカップに出場する20チーム全てのマネージャーが東京に集まり、運営上のアップデートが行われました。それは、年間を通して行われたチームキャンプ地訪問に続き、チームと開催都市の関係を強化します。

ギルピンは次のように述べています。「選手の福祉からチームキャンプ、トレーニング、試合会場まで、今大会はチームを中心とした大会になるでしょう。」

「ラグビーの最大の舞台でチームがベストを尽くせる環境を提供するためにできることは全てやりました。チームから受け取ったフィードバックは圧倒的にポジティブなものでした。」

「彼らは、アジア初開催となるラグビーワールドカップで地域社会と協力し、日本そしてさらにアジアで新しい参加者やファンたちに刺激を与えることを楽しみにしています。」

日本はRWC 2019と2020年の東京オリンピック大会を開催するため、世界中の目が今後2年間日本に向くでしょう。組織委員会は試行・準備期間に移行し、2019年の第1四半期は、大会開催のために徹底的にテストと確認に取り組みます。