ラグビーワールドカップ2019日本開催決定の経緯
ラグビーワールドカップリミテッド理事会の推薦、そしてワールドラグビー理事会の投票の結果、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は2009年8月にラグビーワールドカップ2019の開催権を獲得しました。開催にはイタリアや南アフリカなど、世界のあらゆる地域の国々が立候補。厳正なプロセスを経て、2019年のラグビーワールドカップ日本開催が決定しました。
ラグビーワールドカップ
ワールドラグビーは世界にラグビーを普及・発展させるために様々な施策を行っています。その施策の主な資金源となるものがラグビーワールドカップの収益です。
ラグビーワールドカップ2007(フランス大会)と2011(ニュージーランド大会)の商業的な成功のおかげで、ワールドラグビーは120カ国に及ぶワールドラグビーの加盟協会に対して、競技者の増加や競技力の向上などのため、2009年から2012年にかけて1,500万ポンド(約238億円以上)を投資。2013年から2016年にかけては1,800万ポンド(約286億円以上)の投資をする予定です。
グローバルなラグビー統括機関
ワールドラグビーは、ラグビーワールドカップの主催者であり、世界のラグビーを統括する機関です。120カ国、および6つの地域組織が加盟しています。ワールドラグビーは、ラグビーをグローバルに普及させながら、主な国際イベント(ラグビーワールドカップ、ワールドラグビーセブンズシリーズ、ワールドラグビー女子セブンズシリーズ、パシフィックネーションズカップ、ワールドラグビーU20チャンピオンシップ等)で競技規則が守られることを保証する責任を背負っています。アイルランド・ダブリンを本拠地とするワールドラグビーは、ラグビーという競技に、より多くの男性、女性、そして子供たちが参加することを目指し、普及育成に2009年から2016年にかけて3,400万ポンド(542億円以上)という金額を投資しました。
大会の主催者
ラグビーワールドカップリミテッドはワールドラグビーの子会社であり、ラグビーワールドカップ、女子ラグビーワールドカップ、セブンズラグビーワールドカップの三つの大舞台を準備、運営をする組織です。ラグビーワールドカップリミテッド理事は5名。各大会の開催国決定プロセスの考案や、ワールドラグビー理事会に対する開催国の推薦などを担当しています。
大会の組織委員会
ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、開催協会(ホストユニオン)である日本ラグビーフットボール協会によって設立された、ラグビーワールドカップ2019日本大会の準備・運営組織です。日本全国各地の開催都市で行われる6週間にわたる大会の準備や運営に取り組みます。
プール組分け抽選会
2017年5月10日(水)ラグビーワールドカップ2019日本大会プール組分け抽選会「メディアガイド」をダウンロードできます。
ラグビーワールドカップとは
4年に1度行われる15人制ラグビー世界王者決定戦となるのがラグビーワールドカップです。世界中のラグビープレーヤーにとっては選ばれた人間だけが出場することができる憧れの舞台となります。約7週間で行われるラグビーワールドカップは、夏季オリンピック、FIFAワールドカップと並ぶ世界三大スポーツイベントのひとつと言われています。
開催期間
2019年9月20日(金)~11月2日(土)
参加チーム
20チーム
[1] 前回大会成績によって出場権を獲得しているチーム:12チーム
[2] 予選によって出場権を獲得するチーム:8チーム
試合形式
48試合
[1] プール戦 5チーム×4プール(プール内総当たり戦):40試合
[2] 決勝トーナメント 準々決勝/準決勝/3位決定戦/決勝:8試合
試合会場
開催都市
試合日程
試合日程ページをご覧ください。