16強ラウンドを勝ち抜いたチームで構成されるチャンピオンシップトーナメントでは、準々決勝に、ディフェンディングチャンピオンのニュージーランドが登場。アイルランドと対戦したニュージーランドは、ブライド選手のハットトリックから得点を量産する。守備の面でもタックル成功率80%と高い数値を誇ったニュージーランドが危なげなく準決勝へと進む。

ライバルに続きたいオーストラリアも、正確なパス回しからスピード感のある攻撃を繰り広げる。ペリテ選手がハットトリックを決め、スペインを圧倒したオーストラリアも悲願のタイトルに一歩近づいた。

フランスと対戦したカナダは、リードを奪われては追いつくという一進一退の攻防を繰り広げる。試合時間残り40秒でスコアを同点としたカナダだったが、フランスのカウンター攻撃により決勝トライを許すと、準決勝進出を逃す。

最後の一枠は、アメリカとロシアが争った。地元大会での悲願の優勝を狙うアメリカは、タッパー選手が前半だけで2トライを奪うと、後半にも得点を重ね、ロシアを寄せ付けなかった。

初戦でフランスに敗れたサクラセブンズは、チャレンジトーナメントにまわり、準々決勝でブラジルと対戦。平野選手の活躍により、ブラジルに19-14で勝利した日本は、大会2日目の準決勝でフィジーと対戦する。

チャンピオンシップ準決勝の組み合わせはこちら。
ニュージーランド 対 アメリカ
オーストラリア 対 フランス