<チャンピオンシップ決勝:イングランド12−33ニュージーランド>
2013年ロシア大会決勝の再現となった一戦。ニュージーランドが前半で2トライを決める一方で、イングランドもハーフタイム目前に意地の7点を奪う。わずか7点差で迎えた後半だったが、ニュージーランドが攻撃と守備の精度をさらに上げ、イングランドの得点を許さない。マコノヒー選手がイングランドに12点目をもたらすものの、ニュージーランドがダメ押しの2トライを追加し、33−12でワールドカップ連覇を達成した。

<チャンピオンシップ3位決定戦:南アフリカ24ー19フィジー>
素早いパス回しと巧みなステップでフィジーディフェンスを翻弄した南アフリカは、立て続けに3トライを奪う。フィジーも後半に入り、ラドゥラドゥラ選手らのトライで反撃を試みるも南アフリカの24点にはあと1トライの差でおよばず。南アフリカが3位でW杯を終えた。

<チャレンジトロフィー決勝:オーストラリア14―24アイルランド>
キックオフ直後からトライを量産するアイルランドに対し、オーストラリアには焦りが見え始める。ロングボトム選手が独走トライでオーストラリアに追加点をもたらすものの、大差を埋めることはできなかった。アイルランドが強豪を倒し、チャレンジトロフィーを手にした。

<ボウルトロフィー決勝:チリ20―7香港>
前半で一挙3トライを奪ったチリに対し、香港も意地の反撃トライをみまう。しかし、チリのマトゥアゼ選手にダメ押しのトライを決められた香港はあと一歩届かず、チリがボウルトロフィーを獲得した。

<日本代表成績>
ロシアに逆転負けを許した日本代表は、今大会最終戦としてケニアとの15位決定戦に挑む。12−7の5点リードで後半を迎えた日本は、ケニア代表オロウチ選手のトライで逆転を許すが、副島選手とナイカブラ選手がフィジカルの強さを生かしたトライで得点を26点に伸ばすと、そのまま逃げ切りケニアから白星を挙げた。最終戦を勝利で飾った日本代表は、15位で今大会を終えた。