大会初日、男子セブンズではファーストラウンドと16強ラウンドの試合が行われた。日本やカナダなどファーストラウンドを勝ち抜いたチームは、16強ラウンドにて強豪チームとの試合に挑んだ。

セブンズシリーズでも好成績を収めているケニアは、ファーストラウンドからの参戦だったが見事にトンガを下し、スコットランドと対戦。一気に26−0とリードを奪ったものの、スコットランドに徐々に点差を詰められる。すると、ケニアの2選手が同じタイミングでシンビンをうけてしまい、5人体制となる。このチャンスを見逃さなかったスコットランドが一気にケニアを逆転し、26点差をひっくり返したスコットランドが31−26で勝利を収めた。

番狂わせとなった試合は、さらにもうひとつ。
スコットランド同様にファーストラウンドから参戦したフランスは、初戦でジャマイカを50−0という大量得点で下す。その後、優勝候補の一角であるオーストラリアと16強ラウンドで対戦。オーストラリアのスピード感のある攻撃に苦戦するものの、着実に得点を積み重ねる。そして、試合終了間際には、フランスがついに決勝トライを奪う。オーストラリアから大金星を挙げたフランスが、22−17で白星を挙げた。

日本は、ファーストラウンドから16強ラウンドに進出し、フィジーと対戦した。強烈なタックルを跳ね返した圧巻の先制トライだけでなく、前半をリードで終えるというパフォーマンスに日本ファンの期待も高まる。しかし、後半に、攻撃のリズムを取り戻したフィジーが怒涛の連続トライをきめ、最終的には35−10で日本を下した。


大会2日目に行われる男子セブンズチャンピオンシップ準々決勝の組み合わせはこちら。
スコットランド 対 南アフリカ
アメリカ 対 イングランド
アルゼンチン 対 フィジー
フランス 対 ニュージーランド