カップ戦決勝はニュージーランド対オーストラリアのオセアニア対決となりました。前半最初のトライを決めたのはニュージーランドのブライド選手。その後は両チームともにイエローカードを受けシンビンとなりましたが、その中ニュージーランドは攻撃力に厚を見せ立て続けにトライを決めました。迎えた後半、オーストラリアは猛攻見せるも1トライに止まり、ニュージーランドに白星を譲りました。これによりニュージーランドがパリ大会のチャンピオンに。シリーズ優勝のオーストラリアは惜しくも敗れ、有終の美とはなりませんでした。

ニュージーランドのゴス選手「素晴らしい勝利でした。シリーズを優勝できなかったのは少し残念だったけれど、このシリーズをこうして終えることができて嬉しく思います。私たちはしっかり準備してきました。まずは家に帰り、サンフランシスコで行われるセブンズワールトカップへの準備もしっかりしていきたいです。」

3決定戦はカナダ対フランス。フランスはカナダに前半立て続けにトライを許すも、ホームの観客の応援もあり、トライを決めわずか2点差のところまで追い詰めます。しかし後半に追加点を決めたカナダとの点差は惜しくも埋まらず、カナダに白星を譲りました。これによりカナダが3位、フランスが4位となりました。5位決定戦を勝ち抜いたのはアメリカ対フィジー。フィジーは守備で甘さを見せ、アメリカはスピードの速さを活かして立て続けにトライを決め、白星。今大会を5位で終えました。