<決勝戦:フィジー21ー17南アフリカ>
南アフリカがガンス選手のオープニングトライによりリードを奪うが、フィジーもすぐさま同点に追いつく。同点で迎えた後半では、フィジーが7点をリードし、南アフリカが反撃を試みるが、2点差を埋められず。そこに、フィジーのヴェレマウア選手がスピードを生かした独走トライでダメ押しの追加点を奪う。圧巻のパフォーマンスを見せたフィジーが、バンクーバーからの4大会連続優勝を達成する。

<3位決定戦:アイルランド21―19イングランド>
招待チームでありながらも、次々と強豪を倒し、3位決定戦に進んだアイルランド。先に14点のリードを奪うが、イングランドに逆転を許してしまう。地元ファンの声援を一身に受け、勢いに乗るイングランド代表だったが、最後まで諦めなかったアイルランドは、今大会トライを量産しているコンロイ選手の独走トライにより、試合時間残り30秒での逆転に成功する。アイルランドがイングランドを2点差でくだし、ブロンズメダルを獲得した。

<チャレンジトロフィー決勝:ケニア33ー19ウェールズ>
先制トライを奪ったのはウェールズ。バグショウ選手が、ケニアディフェンスからのタックルを受けながらも、見事なロールオーバーからオープニングトライを決める。しかし、前半終了間際に逆転に成功したケニアは、後半に入りさらにリードを広げる。ウェールズも1トライを返すものの、リードを守り切ったケニアがチャレンジトロフィー王者となる。

いよいよ今シーズン最後の大会となってしまうパリ大会。
女子の試合とともに開催され、男子セブンズは6月9日(土)・10日(日)に行われます。