公認チームキャンプ地には、日本全国から76件90自治体の立候補をいただきました。これに加えて、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会では、トレーニング環境の充実を目指し、試合会場周辺でトレーニング施設等を確保いたしました。

 これらの施設について、ワールドラグビーと組織委員会による調査及び大会参加チームによる視察を行った結果、この度59自治体52件が公認チームキャンプ地として内定しました。

 内定した自治体は、今後、組織委員会との間で公認チームキャンプ地契約を締結することで、公認チームキャンプ地として確定します。 なお、今回内定したキャンプ地は、プール戦終了まで使用されるキャンプ地です。決勝トーナメント出場チームが使用する公認チームキャンプ地は、決定次第お知らせいたします。

■ワールドラグビ―会長 ビル・ボーモント氏 コメント
ラグビーワールドカップ2019日本大会は、日本の皆さんが大会に積極的に関わり、開催国としてチームやファンに格別なおもてなしができる一生に一度の機会となります。キャンプ地はチームが大会期間を過ごす上での要となる場所であり、故郷から遠く離れた第二の我が家となります。また、大会がより多くの人や地域と関わり、絆を深めていくきっかけにもなります。大会に向けて整備が進んだインフラは、地域にとって末永く利益をもたらすことでしょう。

■ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長 嶋津 昭(しまづ あきら)コメント
まずは、今回ラグビーワールドカップ2019日本大会の公認チームキャンプ地に立候補していただいた全ての自治体の皆様に感謝申し上げます。そして、今回公認チームキャンプ地に内定し、大会の重要な役割の一部を担っていただく自治体の皆様に、心よりお喜び申し上げます。

公認チームキャンプ地に立候補していただいた施設は、いずれも非常に高い水準にあり、大会に参加するチームに多くの素晴らしい選択肢を提示することができました。 公認チームキャンプ地は、大会期間中、出場チームが試合に向けた調整を行う大事な場所となります。世界各地から訪れる選手やチーム関係者が、大会で最高のパフォーマンスを見せられるよう、我々ラグビーワールドカップ2019組織委員会では、公認チームキャンプ地の自治体の皆様と連携して、準備を進めていきたいと考えております。

今回チームに選ばれなかった自治体の皆様におかれましても、これまでの準備に対するご尽力に感謝するとともに、引き続き日本ラグビーの発展やラグビーワールドカップ2019という世界最大級のスポーツの祭典への成功にお力添えいただけることを願っております。大会までいよいよあと500日余りとなり、これから準備もますます加速していきます。試合が行われる開催都市だけではなく、公認チームキャンプ地となる自治体も含めて、日本全国で大会に向けた機運を高めてまいります。
 

公認チームキャンプ地に内定した自治体(所在地別)

所在地

公認チームキャンプ地内定自治体(52件 59自治体)

北海道

北海道・江別市、★札幌市(3)*追加2件含む、網走市

岩手県

★岩手県・釜石市、★岩手県・宮古市、盛岡市、北上市

山形県

山形県・山形市・天童市

福島県

福島県

埼玉県

★埼玉県・熊谷市(2)、さいたま市

千葉県

市原市、浦安市

東京都

★東京都(3)、武蔵野市、府中市、町田市

神奈川県

横浜市、海老名市

山梨県

富士吉田市・富士河口湖町

静岡県

静岡市、浜松市、掛川市・磐田市、御前崎市

愛知県

名古屋市、一宮市、豊田市

滋賀県

大津市

大阪府

★大阪府・東大阪市、堺市

兵庫県

神戸市・兵庫県、★神戸市、淡路市・兵庫県

和歌山県

和歌山県・上富田町

山口県

長門市

福岡県

★福岡県・福岡市、北九州市、春日市

長崎県

長崎県・長崎市、長崎県・島原市

熊本県

★熊本県・熊本市(2)*追加1件含む

大分県

★大分県・別府市、大分市、別府市

宮崎県

宮崎県・宮崎市

沖縄県

読谷村

※1、共同応募の場合は、代表応募自治体・共同応募自治体の順で記載。
※2、★印の公認チームキャンプ地は、ワールドラグビ―と当組織委員会とで協議のうえ、試合会場周辺に追加確保したもの。
※3、出場決定時期の関係で視察を行っていないチームの公認チームキャンプ地についても、ワールドラグビーと当組織委員会との協議によって、内定しています。
※4、市原市と長柄町は共同応募を市原市の単独応募に変更。それぞれが立候補していた掛川市と磐田市は共同応募に変更。
※5、( )内の数字はキャンプ地件数。
※6、チームが公認チームキャンプ地前に入る事前チームキャンプ地については、各自治体と各チームが公認チームキャンプ地とは別に調整しています。
※7、2018年6月6日出場予選での不正によりルーマニアからロシアに変更。

 

公認チームキャンプ地に内定した自治体(チーム別)

プール

チーム名

自治体名

A

アイルランド

市原市、横浜市、掛川市・磐田市、★神戸市、春日市

スコットランド

★東京都A、横浜市、浜松市、神戸市・兵庫県、長崎県・長崎市

日本

★東京都B、★東京都C、浜松市

ルーマニア → ロシア(※3)(※7)

さいたま市、★埼玉県・熊谷市A、武蔵野市、海老名市、掛川市・磐田市、淡路市・兵庫県

ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者 → サモア(※3)

山形県・山形市・天童市、★埼玉県・熊谷市B、名古屋市、淡路市・兵庫県、★福岡県・福岡市

B

ニュージーランド

浦安市、★東京都C、一宮市、別府市

南アフリカ

浦安市、御前崎市、一宮市、★神戸市

イタリア

静岡市、豊田市、堺市、★福岡県・福岡市

アフリカ地区代表 → ナミビア(※3)

★岩手県・宮古市、盛岡市、町田市、豊田市、★大阪府・東大阪市、和歌山県・上富田町

敗者復活予選優勝チーム → カナダ(※3)

★岩手県・釜石市、神戸市・兵庫県、長門市、春日市、★大分県・別府市

C

イングランド

★札幌市A、府中市、★東京都C、★神戸市、宮崎県・宮崎市

フランス

府中市、★東京都A、富士吉田市・富士河口湖町、★熊本県・熊本市A

アルゼンチン

福島県、★埼玉県・熊谷市A、★東京都B、★大阪府・東大阪市

アメリカ

★埼玉県・熊谷市B、堺市、★福岡県・福岡市、読谷村

トンガ

札幌市B、★埼玉県・熊谷市B、★大阪府・東大阪市、堺市、長崎県・島原市、熊本県・熊本市B

D

オーストラリア

北海道・江別市、浦安市、★東京都C、掛川市・磐田市、別府市

ウェールズ

★東京都B、豊田市、大津市、北九州市、★熊本県・熊本市A、別府市

ジョージア

★埼玉県・熊谷市B、御前崎市、名古屋市、堺市

フィジー

★札幌市C、網走市、★岩手県・宮古市、大津市、★大阪府・東大阪市、大分市

ウルグアイ

★岩手県・釜石市、北上市、★埼玉県・熊谷市A、熊本県・熊本市B、大分市