準決勝1試合目は、中国とベルギーの対戦。プール戦ではともに圧倒的な強さを見せつけた両チームだったが、この試合では、中国がベルギーの勢いを封じる。ヤン選手のスピードを生かしたトライで先制点を奪った中国は、そのまま得点を重ね22−5でベルギーを下した。

決勝もうひと枠をきめる第2試合では、南アフリカとケニアが顔を合わせる。前半では、互いに譲らずスコアレスで終わるも、後半に入り、7点ずつを獲得し同点となる。延長戦に入ると、南アフリカが強靭なフィジカルをいかしたトライをきめ、12−7でケニアを下し決勝進出を決めた。

コアチーム入りのわずか1枠をかけてたたかう決勝戦では、中国と南アフリカが対戦。南アフリカがエリス・マリ選手の独走トライで先制点を奪うと、中国の攻撃に火がつく。チェン・カイ選手のハットトリックなどで一挙5トライを奪った中国が、31−14と大量リードをうばって南アフリカから勝利を収めた。

女子予選で優勝した中国は、来シーズンのワールドラグビー女子ゼブンスシリーズにコアメンバーとして仲間入りし、世界各地をまわるラウンドに参戦することとなる。