<男子予選>
プールEに登場した日本は、初戦でジョージアに26−10で勝利し初戦を白星で飾る。しかし、次なるチリ戦では、先制トライを奪うものの、その後の攻撃につなげられず、チリにリードを許す。リリダム選手の2トライ目で追加点を得るが、一歩及ばず、黒星を喫した。大会3日目は、全勝中のウガンダと対戦する。

これまで2戦全勝のドイツに続いて、プールFの2位についているのはジンバブエとパプアニューギニア。香港は、パプアニューギニアとの第2戦で今大会初白星を掴みかけたが、試合終了間際に逆転トライを許し、わずか1点差で敗れた。

プールGでは、アイルランドとウルグアイがともに2勝で並んでおり、大会3日目の直接対決でプール首位を争う。クック諸島とジャマイカは、今大会どちらも1トライしか獲得できておらず、大会終了までにさらなる追加点を狙う。

<メインシリーズ>
一週間後に控えたコモンウェルス競技大会での試合の影響もあり、いくつかの強豪チームが初出場の若手選手を投入してきた香港大会プール戦。南アフリカとニュージーランドが新加入選手による大量得点での好スタートを切った一方で、オーストラリアは対照的な結果となる。

韓国と対戦した南アフリカは、ベツィデンホ選手やマフマ選手らのトライにより7トライ45得点をあげ、今大会最多得点を記録する。ニュージーランドも、コアメンバーであるラヴォヴォ選手が先制トライでチームを活気づけると、勢いに乗ったタマキ選手らが次々と得点をあげる。ロシアを36−5で退け、初戦を白星で飾る。

一方、スペインを迎え撃ったオーストラリアは、前半こそリードしていたものの、後半に入り、スペインにトライを許すと同点に追いつかれる。ファイナルプレーからスペインに決勝トライを奪われたオーストラリアは、2013年以来となる敗戦を喫した。

香港大会ディフェンディングチャンピオンのフィジーは、ナソコ選手やサウ選手らが安定の得点力を発揮し、反撃を試みるサモアをどんどん引き離す。31−12で勝利し、連覇へ向けて好スタートを切った。