クック諸島ラグビー協会からの正式要請を受け、ワールドラグビーは、2017年8月4日ラロトンガで行われたラグビーワールドカップ2019予選のクック諸島との試合(タヒチが13−9で勝利)で、タヒチラグビー協会が無資格の選手を出場させていたという主張に関する調査を行いました。

独立司法オフィサー、ティム・グレッソン(ニュージーランド)は、タヒチラグビー協会が提出した資料を含めた全ての事実を聴取、考慮した結果、タヒチラグビー協会が2人の選手について、競技に関する規定第8条「国の代表チームでプレーする資格」に違反していたという判定を下しました。

グレッソン司法オフィサーは、ワールドラグビーの競技に関する規定第8条を明白に違反していた、という自身の判定に伴い、3月に行われた同試合の結果を覆し、クック諸島の勝利とすることを指示しました。

この判断に従い、クック諸島はラグビーワールドカップ2019予選大会の次のラウンドに進み、アジアラグビーチャンピオンシップ2018勝者とホームアンドアウェー対戦を行います。6月30日に行われるクック諸島での試合から始まり、アウェー戦は7月7日に行われます。

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