3月19日(月)午前10時より、公式チケットサイト(tickets.rugbyworldcup.com)で、開催都市住民を対象とした先行抽選販売がスタートする。

今回は、ラグビーワールドカップ2019日本大会(RWC2019)の開催12都市に居住する「開催都市住民」であれば、誰でも申し込むことができる。チケットの種類は1枚ごとの「通常チケット」だ。

申し込むことができる試合は、居住する都市で行われる地元開催のゲームとなっている。対象となるのは、
札幌市民、岩手県民・釜石市民、埼玉県民・熊谷市民、東京都民、神奈川県民・横浜市民、静岡県民、愛知県民・豊田市民、大阪府民・東大阪市民、神戸市民、福岡県民・福岡市民、熊本県民・熊本市民、大分県民だ。

申し込みの権利を取得するためには、チケット申込に必要な「チケットID」のアカウント情報ページで、事前に指定の選択項目(チェックボックス)から、居住する都市を選んでおく必要がある。公式チケットサイト(tickets.rugbyworldcup.com)で「マイアカウント」ページに入り、選択済みかどうかをチェックしておきたい。

申込期間は、2018年3月19日(月)10:00から、4月12日(木)23:59まで。気になる抽選結果は、2018年4月26日(木)に発表される。


2018年1月に抽選販売を開始したセット券(チームパック+スタジアムパック)は、世界100か国以上から販売数を遥かに上回る約86万4000枚の申し込みがあり、ラグビーワールドカップの注目度をあらためて証明する結果となった。

では、果たして開催都市住民の方々の注目度はどうだろうか。

決勝戦も行われる横浜国際総合競技場のお膝元、神奈川県の新横浜(横浜市)を訪れ、「開催都市住民 先行抽選販売」の認知もかねてヒアリングを行ったが、
―開催都市住民としての権利があることを知ると、多くの方が興味を示してくれた。

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公共施設で受付をしていた横浜市在住の女性は、駅掲示のポスターなどでRWC2019については存在を知っていたが、今回の先行抽選販売については認知していなかった。

しかし自身が開催都市住民であり、3月19日(月)から先行抽選販売が始まることを知ると、「行ってみたいかもしれない」と興味が湧いてきた様子だった。

3歳下の弟さんが神奈川県内のラグビースクールでコーチをしていることもありRWC2019をきっかけにラグビーを初観戦してみたい、と話してくれた。

飲食店関係者の方々も、RWC2019へ期待を寄せていることも分かった。

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新横浜の繁華街で居酒屋を経営している男性は、2017年11月に行われた日本代表vオーストラリア代表のテストマッチ後、お店が繁盛したことを印象深い出来事として語ってくれた。

当日はラグビーの試合と聞いて「そこまで期待していなかった」そうだが、オーストラリア代表戦を通して、ラグビーの国際試合に対する見方が変わった。「この前(オーストラリア代表戦)の様子を見る限りでは、お客さんはかなり期待できると思います」(居酒屋経営の男性)

横浜国際総合競技場では決勝戦を含む決勝トーナメント3試合、予選プール4試合が行われる。しかもプール戦はニュージーランド代表v南アフリカ代表(2019年9月21日(土))、日本代表vスコットランド代表(10月13日(日))など、注目試合が目白押し。

そのプール戦を人一倍楽しみにしていたのが、スポーツ関係の仕事をしているという横浜市在住の女性だった。

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今回の先行抽選販売を認知しており、申込受付が始まる3月19日(月)を心待ちにしていた。

「開催都市(先行抽選販売)に応募しようと思っています。やっぱり日本代表戦は行きたいんです。あと、ニュージーランド戦は行きたいです」(スポーツ関係の仕事をしている女性)

ご主人が大のラグビーファンで、ご自身も2011年のニュージーランド大会を通してラグビーの虜になった。ニュージーランド代表前主将のリッチー・マコウ選手に「表現できない魅力」を感じ、2015年のイングランド大会では日本代表の躍進に感激した。

横浜国際総合競技場は「本当に地元」という女性にとって、ラグビーワールドカップ2019は、憧れの舞台を地元で目撃することのできる千載一遇のチャンスだ。

「海外のラグビーワールドカップだと、どうしても行きにくいですし、(横浜での試合は)土日開催なので、家族で行きたいと思っています。本当に地元なので、ラグビーファンとして行きたいなと」(スポーツ関係の仕事をしている女性)

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ラグビーワールドカップでは「“本気”のニュージーランド代表が見られるはず」と、女性は目を輝かせていた。

4年に一度の世界最強チーム決定戦「ラグビーワールドカップ」では、ニュージーランド代表はもちろん、すべての代表選手が国の威信をかけて全身全霊を投入する。そんな白熱の大舞台を我が街で観戦することができれば、きっと一生に一度の宝物になるはずだ。

3月19日(月)にいよいよスタートする「開催都市住民先行抽選販売」。一般抽選販売よりも約6か月早いチャンスに参加して、ぜひ一生の一度の宝物を手にしたい。

(文・多羅正崇)


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