<プールA>
先月のニュージーランド大会を制したフィジー代表は、初戦の対ロシア戦で38−0という驚異のスコアを記録すると、続くフランスとの対戦でも30点を超える得点を奪い、あっさりと2勝目を挙げた。ケニアとともに1勝1敗でプール2位となっているフランスは、明日のロシア戦に勝利し、カップ戦進出を狙う。一方、ケニアは、カップ戦進出のためにはフィジーに勝つ必要がある。

<プールB>
初戦で強豪カナダを40−12という大差で退けたイングランドは、ウェールズとの第2戦でも、前半だけでボーウェン選手がハットトリックを達成し一挙21点を挙げる。そのまま勢いに乗ったイングランドは、ウェールズを33−12というスコアで下し、戦績を2戦全勝とする。一方で、南アフリカも、それぞれ僅差の試合となりながらも、ウェールズとカナダを退け、2勝をあげている。イングランドと南アフリカは、明日の大会2日目で、プール首位の座をかけて対決する。

<プールC>
アメリカ代表ベイカー選手が俊敏性とスピードを生かしたプレーでロセフォ選手も独走トライを決める。3分半で14得点を記録したアメリカは前半終了時にはスコアを21−0とする。
後半でもアメリカが得点を追加する一方、オーストラリアもピーチ選手のトライから7点を返すが、点差を縮めることはできず、黒星を喫した。オーストラリアは、明日のサモア戦で、勝ち越しかけてたたかう。

<プールD>
大会のオープニングゲームに登場したアルゼンチンは、スコットランドと対戦し、白星スタートをきる。第2戦では、今シーズンランキング2位につけるニュージーランドから4つものトライを奪い、26―19というスコアで大金星をあげ、プール首位となる。ニュージーランドは、スコットランドとともに、1勝1敗でならび、カップ戦進出をかけての明日の直接対決を控える。

大会第2日目の初戦は、アルゼンチン対ウルグアイ(日本時間4:30キックオフ)