フィジー・ウォリアーズ、ジュニア・ジャパン、サモアA

そしてトンガAが3月9、13、17日に行われるリーグ戦で、憧れの優勝杯を賭けて戦います。大会中の総合得点の順位に基づいて優勝チームを決定します。

ワールドラグビーが出資する、今年11年目となるこの大会は、太平洋諸島のプレーヤー育成のプラットフォームとしての存在を確立し、U23の国内・国際ラグビーの中心的なプレーヤーがハイパフォーマンスプレーヤーへと飛躍するパスウェイとしての役割を果たしています。

フィジー代表チームのキャプテン、アカプシ・ケラ、同じくフィジーのペニ・ラビ、そしてマナサ・サウロ、トンガンス・テヴィタ・ハラフォヌア、シオネ・カラマフォニ、サモアからはロゴヴィ・ムリポラ、オフィサ・トレヴィラヌス、アラフォティ・ファオサリヴァ、そして日本からは福岡堅樹などをはじめとするスタープレーヤーたちの多くがこの大会の出身者です。 

ワールドラグビーは、2016年〜2019年の投資サイクルにおいて、太平洋諸島に対する投資額を前回のサイクルよりも19パーセント増額し、2,030万ポンド以上を投入する計画です。本大会運営費用や、ラグビーワールドカップへの準備としてエリートプレーヤーの育成・開発のパスウェイを支援する協会運営のハイパフォーマンスプログラムの資金となります。

 ワールドラグビー、コンペティション&パフォーマンス部長、マーク・イーガンは、「ワールドラグビーはティア2の国々に対し有意なハイパフォーマンスパスウェイを提供することにコミットしており、パシフィックチャレンジはその目標を達成するために大変重要です。

「新人国際プレーヤーが国際ラグビーで経験を積むチャンスを与えるだけでなく、才能のあるプレーヤーがそれぞれの協会内で活躍し続けるようにするためにも重要な使命を果たしています。フィジーの場合、フィジアン・ドゥルアがオーストラリアン・ナショナル・ラグビーチャンピオンシップに参加していることがその目標達成に結びついています。」と説明しています。

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フィジー・ウォリアーズはパシフィックチャレンジの7冠王であり、現チャンピオンです。サモア代表チームは2回の優勝を果たしており、トンガ代表チームは1回優勝したことがあります。

大会構造改革後の2011年に初出場を果たしたジュニア・ジャパンは、まだ優勝こそしていませんが、2017年の大会では準優勝を果たし、ラグビーワールドカップ2019へ向けての有望な才能が育っているのがわかります。