<決勝戦:南アフリカ0ー29オーストラリア>

前半は、焦りからか、両チームともにノックオンなどのハンドリングミスが目立つ。先生トライのチャンスが来たのは南アフリカだったが、スペックマン選手のトライは、ビデオ判定により、ノートライ。その後、首相のホランド選手が、南アフリカのスペックマン選手からのタックルをかわした独走状態で先制トライを奪う。
その後のオーストラリアの勢いは止まらず、スタナード選手が相手ディフェンスをやぶり、10mラインからの独走トライで追加点をもたらした。さらに、スタナード選手から的確なキックパスを受けたポーチ選手が追加トライを奪うと、オドネイル選手がさらに2トライを重ねた。

昨シーズン王者に1トライも奪わせなかったオーストラリアは、29−0というスコアで、自国開催のラウンドにて女子とともに優勝を果たした。

<3位決定戦:アメリカ10―31アルゼンチン>

アルゼンチン代表サヴァト選手が強靭なフィジカルと安定した決定力をみせつけ、試合開始わずか2分でチームに先制点をもたらすと、ヴェレズ選手がアメリカディフェンスをかわす独走トライで2トライ目を奪う。アメリカ代表ロセフォ選手もタックルを受けながらのトライを決める。
後半に入っても、サヴァト選手や若手のフィリツォラ選手の圧倒的な決定力でさらなる追加点を得たアルゼンチンは、ピンクルマン選手の独走トライで反撃を試みるアメリカを退け、3位決定戦を制した。

<チャレンジトロフィー決勝:ウェールズ12−29フランス>

キックオフ直後にフランスに先制トライをもたらしたヴェルダム選手が10mラインからの独走ですかさず2つ目のトライを奪う。ウェールズ代表はモーガン選手が左サイドからインゴールに飛び込み、代表通算100トライ目を記録。ハーフタイム直前でも、ウェールズがトライを追加し、12−12の同点で前半を折り返す。
同点で迎えた後半では両チームともにシンビンで1人ずつ欠いた状態でのプレーとなったが、巧みにパスをまわしウェールズディフェンスをかわしたフランスが一挙3トライを決め、チャレンジトロフィー決勝を制した。


次回は2月3日・4日に行われる、ニュージーランド・ハミルトンラウンドです。