ドバイで熱戦を繰り広げているアジアU17女子地区予選大会の標的はユースオリンピック。

ワールドラグビーの女子計画2017年~25年の承認に伴い女子ラグビーへの支持が高まる中で、この地区予選の優勝チームは2018年にブエノスアイレスで開催されるユースオリンピック大会への出場権を獲得します。

香港、中国、マレーシア、日本、フィリピン、インド、イラン、ラオス、モンゴル、タイ、アラブ首長国連邦、そしてウズベキスタンがユースオリンピック史上初の女子ラグビー出場権を争います。

ラグビーがユースオリンピック競技としてデビューを飾ったのは2014年に南京で開催された大会でした。ラグビーは人気を博し、観衆やメディア、そしてアスリートの心を捉えました。

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先週発表された女子ラグビー計画に関する詳細発表イベントで、ワールドラグビーのCEO、ブレット・ゴスパーは次のように述べています。「女子ラグビーセブンス、オリンピック大会の初の地区予選が女子ラグビーの先駆的地区であるアジアで開催されることは大変ふさわしいことです。

「アジアは、変革を遂げようとしているワールドラグビーのカウンシルメンバーとして初めての女性メンバー候補者を立てた地区で、女子ラグビーの普及と促進に加速をかけている中心的な地区です。

「2016年にGet Into Rugbyのアジアでの参加者610,000人のうちほぼ半数が女子であり、イランとインドを含む12チームがこの地区予選大会に参加しています。

「本イベントは素晴らしいイベントになると確信しており、世界の女子ラグビー普及活動を加速するための青写真である2017-25女子計画が提言する我々の情熱を反映するものであると確信しています。」

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ケーティ・サドラー(ワールドラグビー・ジェネラルマネジャー)は次のように述べています。「女子ラグビーにとってエキサイティングで革新的な時代がやってきました。そしてアジア地区は、全レベルにおいて女子ラグビーが成長するチャンスを見出そうとする彼らのビジョンと献身は称賛に値します。

「アジアラグビーとのパートナーシップを通じ、持続可能な大会と育成パスウェイの開発、またラグビーにおける女性のリーダーシップを加速する取り組みを共に進めていくことに期待します。そういう意味でも、最近の改革を通じ、エイダ・ミルビー氏がその道を開拓し、初の女性カウンシルメンバーに選ばれたことは非常に喜ばしいことです。」と語っています。

アジアラグビー、ジェネラルマネージャーのロス・ミッチェルは、「女子ラグビーにとってまさにエキサイティングな時だと言えます。アジアラグビーは男女均等について常にコミットしており、我々の定款には、執行委員会の構成メンバーに女性を入れることが規定されています。」と述べています。

アジアラグビーのワールドラグビー・カウンシルメンバー、エイダ・ミルビーも次のように述べています。「ドバイでのこの発足イベントに参加できたことを嬉しく、光栄に思います。これは、ラグビーにおいての女子ラグビーの重要性、また世界での女子ラグビーの普及を確かに強調するものです。」