• 開幕戦は、東京スタジアムにて日本対ヨーロッパ地区代表
  • マッチスケジュールの基本方針としては、休養日のバランスを考慮する、プール戦を週全体に分散させるなどがあります
  • 国内、そして世界中の観戦者、視聴者にとって最適なキックオフタイム(試合開始時間)
  • チケット販売プログラムの発表に伴い、既に60,000人のファンがチケットID登録

ワールドラグビーとJapan Rugby 2019大会組織委員会は、ラグビーワールドカップ2019日本大会の試合日程を発表。大会は9月20日から11月2日までの期間、日本を舞台に繰り広げられます。

日本全国で共同開催されるこの大会は、津々浦々12都市で48試合が開催されます。各開催会場では少なくとも2試合が行われます。

日本ならではの象徴的で活気に満ちた開催都市(試合会場から30分以内の範囲に日本の人口の80%が集中)の数々がファンを迎え、多様な文化に触れながら、忘れられない経験を味わうことでしょう。

RWC 2019日本大会の全試合日程を見る

Japan Rugby 2019 日本大会組織委員会は、本大会のビジョンを「一生に一度」のチャンスとすると発表しました。これはまさに今回初めて開催国として大会準備を進めている日本にとって説得力のあるスローガンではないでしょうか。 

開催国、日本代表チームが開幕戦を飾り、東京スタジアムにてヨーロッパ地区代表チームと対戦します。キックオフ時間は19:45。東京スタジアムはこの開幕戦の他、プール戦5試合、準々決勝戦2試合、そして3位決定戦の会場となります。 

国内最大の会場をフル活用する目的で、横浜の象徴的なスタジアム、国際総合競技場も本大会の中心となります。ニュージーランドv南アフリカ、アイルランドvスコットランド、イングランドvフランス、そして日本vスコットランドのプール戦がここで開催される他、準決勝、そしてラグビーワールドカップ2019の決勝戦が11月2日にここで行われます。 

大分スポーツ公園総合競技場ではプール戦3試合、そして準々決勝2試合が行われます。その他日本の東西南北の会場で世界のトップチームが戦いを繰り広げ、新たな観衆を魅了します。 

前回優勝国であるニュージーランドの本大会初戦対戦相手は2007年のラグビーワールドカップ優勝国、南アフリカ。9月21日の18:45に横浜スタジアムで戦いは始まります。2003年のラグビーワールドカップ優勝国イングランドの初戦対戦相手はトンガ。札幌ドームにて9月22日、19:15から行われます。1991年と1999年の優勝国オーストラリアは9月21日(13:45)札幌ドームでの初戦、フィジーとの対戦から始まります。

ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、「本日、プレーヤーとファンの皆さんにとってラグビーワールドカップ大会がいよいよ現実となりました。試合日程スケジュールとチケット販売プログラムに関する発表は、アジア初の開催、ラグビーワールドカップの新天地を切り開く本大会に対する大きな期待と興奮を生み出すことでしょう。」

「開催都市と会場の関係者の皆様は今回のこのプロセスにおける核となる存在であり、世界中のファンやプレーヤーを日本へ迎える中心的な役割を果たしていただく皆様に感謝します。この大会は日本の皆様が世界中のラグビーファンを全国で迎え、この素晴らしい国と国民の皆様が一生に一度のおもてなしでファンとプレーヤーの心をつかみ、また世界中のラグビーファンはこの素晴らしい国で一生に一度の経験が味わえる、特別な大会になると思います。」と語っています。 

試合日程スケジュールは、ワールドラグビーがJapan Rugby2019日本大会組織委員会と主要放送局の協力のもと、徹底的かつ大規模な評価プロセスの末に確定しました。 

試合日程スケジュールの中心となるのはプレーヤーウェルフェアでありファンの経験です。全試合会場はチームの合宿所から45分以内の至近距離にあり、試合日程も、ティア2チームが、ティア1チームとの対戦前に最適な休養日数が得られるよう考慮して組まれました。

試合日程スケジュールは、前回のラグビーワールドカップ2015後に聞き取ったチームからのフィードバックの結果を踏まえ、平等なスケジュールを基本方針として作成され、1プール5チーム、4プールというフォーマットの枠組みを維持しながらも大きな改善が可能となりました。ティア2チームがティア1チームと対戦する場合は、必ず十分な休養期間を経た後に行うようになっています。

キックオフ時間も慎重に考慮し、開催国にとって、また主要放送局が放映する国々において最適な時間を選んでおり、キックオフ時間は現地時間で遅くとも19:45。

ワールドラグビーCEO、ブレット・ゴスパー氏は、「大変特別な大会になる今回のラグビーワールドカップにとって、試合日程スケジュールの決定は重要な節目です。厳正なプロセスにおいて最も重要視したことは、大会参加チームとファンの皆様にとって最適な経験となるもの、ということでした。」と語っています。 

「私どもは、ラグビーワールドカップ2015の試合日程モデルを改善する努力をし、4週間にわたるプール戦においては、よりバランスのとれたスケジュールにすることと、上位ランキングの代表チームとの対戦を控えたラグビー新興国の代表チームがより長い休養日をとることでした。このことは、世界のトッププレーヤーが日本での大会において全力を発揮できるようにするための基盤です。」

Japan Rugby 2019大会組織委員会事務総長、嶋津昭は、「素晴らしい試合日程スケジュールになったと思います。そしてチームの出場試合と会場が発表された今、情熱と興奮で活気づいた日本中のスタジアムや都市のイメージがより現実的になったと思います。世界中のラグビーファンの皆様も、どの都市、会場で大勢のファンたちに合流するか、今日から正式に日本行きの計画を始めることができます。私は、参加チームの国々からお越しになる皆様と開催都市の間で生まれる交流も楽しみにしています。」と語っています。 

「大会開始まで残り2年となり、ファンの皆様にとって「一生に一度」の素晴らしい経験を味わっていただける大会にするための準備を引き続き進めてまいります。また、世界中からお越しになるトップアスリートとファンの皆様に対し、最高のおもてなしができるよう、素晴らしい環境作りをしてまいります。」 

チケット販売プログラムの発表の日、大会組織委員会はチケット購入登録者数が60,000人を超えたことを確認しました。これは、ラグビーワールドカップ2019大会が、ラグビーワールドカップ史上最も観戦しやすい大会にするという熱意が反映しています。 

チケット販売は2018年1月に開始します。サポーターツアーや国内の先行販売、またファンの皆様はラグビーワールドカップ2019チケット購入のお申込みは、大会の公式サイト www.rugbyworldcup.com/tickets で登録してください。