<準決勝戦>
ニュージーランド 45対12 アメリカ
試合開始わずか5分でニュージーランドが先制すると、すぐさまアメリカがトライを奪い返し、逆転する。前半こそ互いに俊足を活かしたメンバーによる攻撃で、一進一退の攻防を見せていたものの、ハーフタイム以降はニュージーランドの攻撃力が圧倒する。10mラインからの独走トライを決めるウッドマン選手や素早いパス回しでタックルを切り抜けるフォワード陣により、得点を積み重ねるニュージーランド。ウッドマン選手はこの試合で4つものトライを決め、20点に絡む大活躍をみせる。最終的に33点もの大差をつけたニュージーランドが決勝進出を決めた。

イングランド 20 対 3 フランス
序盤からお互い譲らない白熱試合となったイングランド対フランス戦。前半は決め手に欠き両者ともペナルティキックのみの3−3で折り返す。後半この膠着した試合を動かしたのはイングランド。鉄壁のフランス守備をつき、バーン選手がボールをねじ込みます。後のないフランスは果敢にイングランドゴールに攻め込みますが、アネリ選手がとったと思われたトライが判定で覆ったのちは決めきれず、得意のドライビングモールにも持ち込めない。最終的に、試合終了間際にこぼれ球を決めたイングランドが勝利し、決勝進出を決めフランスは初の決勝進出を逃した。


<5位決定戦準決勝戦>
アイルランド 24 対 36 オーストラリア
地元アイルランドはファンの期待を背負い勝利を目指すが、後半に入り大きく広がったオーストラリアとの点差を縮めることはできず、敗戦を喫した。

カナダ 52 対 0 ウェールズ
13日からの再顔合わせだったこの組み合わせ。雪辱を晴らしたいウェールズを抑え、5位決定戦へ進んだのは序盤から相手を圧倒したカナダだった。


<9位決定戦準決勝戦>
イタリア 22対0 日本
後半に入り、イタリアの猛攻を受けた日本は、守備に徹することが多く、無得点のまま敗戦を喫した。日本は香港との11位決定戦へとまわる。

スペイン 31対7 香港
本W杯が初参戦となる香港。各試合ごとに成長を見せてきたが、スピードとフィールドの使い方で優ったスペインが9位決定戦への出場権を得た。

 

8月26日試合組み合わせ:

決勝進
ニュージーランド 対 イングランド(日本時間27時45分キックオフ)

3位決定戦
アメリカ 対 フランス(日本時間25時キックオフ)

5位決定戦
オーストラリア 対 カナダ(日本時間22時キックオフ)

7位決定戦
アイルランド 対ウェールズ(日本時間25時キックオフ)

9位決定戦
スペイン 対 イタリア(日本時間22時30分キックオフ)

11位決定戦
日本 対 香港(日本時間20時キックオフ)