女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会に出場している選手たちは、大会でKeep Rugby Clean Dayを迎え、ドーピングとの闘いに誓いを新たにしました。

 出場12チームのメンバー全員は先週、アンチ・ドーピングに関する講義を受け、すでにKeep Rugby Cleanについて対面式で学んでいる世界中のラグビー選手や指導者らと歩みを同じにしました。

 WRWC 2017大会第3日目には、出場チームがKeep Rugby CleanのTシャツをウォームアップ中に着用。ワールドラグビーが推進する、競技の薬物禁止へのサポートを前面に押し出します。

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 ワールドラグビーのジェネラル・マネージャーでアンチ・ドーピング担当のMike Earlは、次のようにコメントしています。

 「ドーピングはスポーツのインテグリティ(誠実さ)にとって依然として最大脅威の一つであり、ワールドラグビーは テストプログラムと効果的で価値のある教育を通して、選手たちを違反から守ることに引き続き務めています。

「女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会での我々のアプローチは、この責務を反映するものです。イベント中やその前の教育やテストプログラムは、競技における科学的で狙いを定めた全体的プログラムの一部です。我々はごまかしを阻止して、トップに上るために近道はないのだと、志の高いラグビー選手たちを教育することを続けていかなければなりません。WRWC 2017大会でのプログラムは、この目標を女子競技で達成するために不可欠なものです。」

アイルランド代表FB Hannah Tyrrell選手はチームと共に講義を受けた後、次のように話しています。

「ダイエットでも栄養補給でも、自分が何を摂取しているかについて、本当にきちんと把握していなければなりません。私たちは競技のインテグリティを守り、競技を薬物から守りたい。これはそのためのひとつの手段です。」

ワールドラグビーは、ラグビー界での薬物違反に対して厳正な対処を打ち出しています。包括的なグローバル・テストプログラムは、各協会や各国のアンチ・ドーピング機関と共に実施され、ドーピングの危険性と引き続いて起こる結果に関する強固な教育によって支えられています。

昨年、ワールドラグビーの競技会内外でのプログラムは、加盟協会や各国および地域連盟のアンチ・ドーピング組織とのパートナーシップで運用され、男女セブンズおよび15人制競技で2,387件の採決と採尿が行われました。この完全に理にかなった、リスクベースのプログラムは、77パーセントが世界65ヶ国の競技会場外で実施されました。