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競技の成長と強化促進を誓う8年計画
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ラグビー界は#BeBoldForChangeキャンペーンを支援
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記録的成長を続ける女子ラグビー
婦人諮問委員会の指導の下、ワールドラグビーは選手やファン、地域協会、テレビを含めた商業的パートナーと、かつてない、包括的な協議プロセスを始めます。これは記録的な成長を続けている競技のニーズを捉えるために考えられたもので、女子ラグビーのための2017-2025計画につながるものです。
今年はアイルランドでの女子ラグビーワールドカップ2017開催を控えた重要な年であり、同大会は少年少女の世代を新たにラグビーへ誘うきっかけになると期待されています。女子ラグビーは世界で著しい成長を遂げているスポーツの一つと認識されており、競技人口も今日では世界で220万人以上を数えています。また、2016年のGet Into Rugbyに参加した199万人のうち、39%は女性が占めました。
新グローバル計画は、この記録的な成長を基に新たな展開を図るものであり、ワールドラグビーは以下の項目について取り組むことを誓います。
- 持続可能な発展を通して参加者増加を図る
- 質の高い競技を通してハイパフォーマンスを築く
- 刺激的リーダーシップと包括的ガバナンスを推進する
- 障害を取り壊し、影響力のあるプロフィールを築く
- 観客と投資を育てる
ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、次のように話しています。
「2017年国際女性デーは、変化に対して勇敢になることを人々に促しています。我々は、女性にあらゆるレベルで競技に携わることができる機会を提供して、ラグビーがこれからも著しい成長を続けられるように取り組もうと、固く心に決めております。フィールドの内外で8年計画を発展させてチャレンジを促し、全ての人々にとって競技がより良く、よりしっかりとしたものになるように、ラグビーコミュニティと共に責任を持って取り組みます。」
また、ワールドラグビーのジェネラルマネージャーで女子担当のケイティ・サドラーは、以下のように述べました。
「しっかりした競技にはしっかりした女子参加者が必要です。それを実現するために、我々は変化には大胆でなければなりません。また、プレーグラウンドでも表彰台でも会議室でも、意義があって楽しくエキサイティングで持続可能な競技を築くための機会を提供できるようにしなければなりません。
女子競技計画は、単に2011-16年戦略計画の成功を基に確立しようというものではありません。ラグビーが世界中で老若男女を問わずにプレーされ、進歩的かつモダンでダイナミックで、人を取り込む魅力的なスポーツであるために、障害となるものを取り除こうとするものです。世界的規模で我々が革新的で大胆であること、そして新たな選手とファンと競技の求めに応じて行動できる用意があることは、非常に重要なことです。」
女子セブンスのトップ選手らの何人かは、国際女性デーの#BeBoldForChangeキャンペーンを支持しています。ワールドラグビーでは、世界のラグビーコミュニティにもこの対話に加わって意見を述べ、女子競技を称えることを求めています。
女子ラグビーワールドカップ2017(8月9日~26日、アイルランド)へのカウントダウンが進んでいますが、ラグビーコミュニティは、この大会が新たな刺激的を与える存在になるものと期待しています。
なお、チケットは現在発売中で、チケットおよび大会情報については大会公式サイトwww.rwcwomens.com で入手可能です。